Cityのジャケット写真

歌詞

invisible

airattic

雨が染みたスニーカー

解けかけた靴の紐が

まるで飛ぶことを諦めた

揚羽蝶みたいに萎れてった

硬くも柔らかくもない

シートの上ただ揺られて

およそ目的がある訳もない

目的地へと運ぶ

試験管の中でただ

分裂してく細胞のよう

膨張していく雑音に

破裂寸前だよ

ねえ誰か教えてよ

何の為ここにいるんだっけ

だんまり決め込む短針が

ゆっくりと急かす長針が

僕たちを置いて行く

ねえ誰か教えてよ

僕が見えてるんなら

東急東横線 夕焼けの窓

重なった僕は半透明だ

ビニール傘浮かべて

揺れる街はアクアリウム

レインコート着た子供達

流行ってるドラマのごっこ遊び

今もずっと演じてる

求められている僕

られてない僕

選り分けながら

だるまさんが転んだ後には

誰もいないんだ

ねえ誰か答えてよ

何の為ここに来たんだっけ

だんまり決め込む短針が

ゆっくりと急かす長針が

僕だけに聴こえない

ねえ誰か答えてよ

僕が聴こえてるんなら

東急東横線 暮れなずむ窓

重なった僕は、

トンネルを抜けたって

きっとまた別のトンネルに続いてく

そんなこと分かりきってる

でも僕らは

生きることから降りられはしない

試験管の中でただ

攪拌される溶液のよう

どこからどこまでが僕か

ねえ、いつか分からなくなる前に

ねえ誰か教えてよ

何の為ここにいるんだっけ

だんまり決め込む短針が

ゆっくりと急かす長針が

僕たちを置いて行く

ねえ誰か教えてよ

僕が見えてるなら

東急東横線 宵闇の窓

映り込む僕と目が合って

その瞬間 はたと気付いた

靴の紐結び直さなきゃって

  • 作詞

    林直大

  • 作曲

    林直大

Cityのジャケット写真

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女性ダンスボーカルグループairatticによる1st EP「City」

アーティスト情報

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