La Ritualtude II ~C'est tout.~のジャケット写真

歌詞

C'est tout.

DERNIÈRE CHALEUR

"Oh, regardez ces asperges blanches ! Elles sont magnifiques et bien charnues, elles ont l'air délicieuses !"

"N'est-ce pas ? Ma femme les a récoltées hier, et même ma fille a donné un coup de main !"

"Quelle belle famille ! Vous savez, quand j'ai dit à mon mari que j'allais au marché, il a même pris soin de me coiffer !"

人は2種類に分かれるって色んな人が言うから

人が何種類いるかは、わからない

でも私に言わせればやっぱり人は2つに分かれて

近くにいる人の価値を上げる人と下げる人だけなの

生きたように考えれば、距離感はわからなくなり、

つい愚痴ったり文句を言ったりしてしまうけれど、

だから私の周りには、素敵な人がいないんだなって、

手を洗いながら、ふと、気づいたんだよね

明け方の夕日はきっと美しくて、

夕方の夕日は、いつものことだから、

元旦の日の出は、きっと美しくて、

でもその日が来れば、それは、いつもと変わらないお日様で

結局、そういうことだよね。

On dit souvent qu'il y a deux types de personnes

En fait, personne ne sait vraiment combien il y en a

Mais à mon avis, tout se résume à deux catégories

Ceux qui augmentent la valeur des gens qui les entourent

Et ceux qui la diminuent. C'est tout

家は2種類に分かれるって私は思ってるから

家に帰ったときには、すぐに手を洗う

それは綺麗になりたいんじゃなく、バイキンを落としたいわけでもない

神様の社の前でお清めするのと似たよなこと

生きたように考えれば、距離感はわからなくなり、

どうでもいいような態度であなたに接してしまうけれど

だから私の周りには、素敵なものが何も無くて、

手を洗いながら、ふと、わかっちゃったんだよね

明け方の夕日はきっと美しくて、

夕方の夕日はいつものことだから、

元旦の日の出はきっと美しくて、

でもその日が来れば、大晦日の月に憧れて

結局、なんなんだろうね。

素敵な家は素敵な人が住むから素敵な家なわけであって、

それは愛が愛からしか生まれないのと似たようなもので、

愛されたい人が人を愛することがないように、

相思相愛で生まれるのは、愛だけじゃなくて、

明け方の夕日はきっと存在しなくて、

夕方の夕日はいつも美しくて、

元旦の日の出はきっと美しくて、

毎朝の日の出はきっとそれと同じよに輝いて、

結局、私なんだよね。

  • 作詞者

    DERNIÈRE CHALEUR

  • 作曲者

    DERNIÈRE CHALEUR

  • プロデューサー

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  • ソングライター

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  • プログラミング

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5億分の1秒。瞬きよりも、もっと手前。そこにいた「あなた」と、いま再生ボタンに指をかけている「あなた」は、本当に同じ人でしょうか。

『La RITUALTUDE II 〜C'est tout.〜』は、Ritualtudeという実践思想を、J-Popの旋律と詩へ編み替えた、シリーズ第二作にあたる12曲のアルバムです。1stアルバム『Just Morn…』が「朝のはじまり」を描いたとすれば、本作は、一日のなかで何度も訪れる「区切り」と「やり直し」のための音楽です。靴を脱ぐ。スイッチを切る。座る。降ろす。そのひとつひとつを、儀式として鳴らし直していく。

これは、思想を読むための作品ではありません。講演でも、オーディオブックでもありません。ただ聴く。すると、身体ごと思想に包まれていく。思想が「読むもの」から「聴くもの」へと姿を変える、その入口として設計された思想J-Popです。

Ritualtudeは、手を洗う、窓を開ける、歩幅を整えるといった日常の行為を、意識的な儀式へ変えていく思想です。歴史・万人・宇宙との対話を通じて、自分の在り方を見つけ直す。ここで鳴っているのは、気分のための音楽ではなく、在り方のための旋律です。

本作を貫くのは、「縮尺」と「循環」というふたつの軸です。5億分の1秒という極小の単位から、四季という年単位の循環、そして宇宙元旦という暦の起点まで。時間の伸び縮みのなかで、同じ自分が何度も立ち現れ、何度も静かに終わっていく。フラクタルとフラクタルが入れ子になるように、一日のなかにも、一年のなかにも、人生のなかにも、同じ形の儀式が反復されていることに気づかされます。

「愛だけが人を強くする唯一無二の存在じゃなくても」「It's not Rainy days」といった楽曲では、否定形の言葉が、優しい肯定として響きます。何かを足すのではなく、いまここに在るものを、そのまま在らせる。「Switch Off」「無音 〜Noise〜」「私は座って靴を脱ぐ」では、止めること、脱ぐこと、降ろすことの儀式性が描かれます。そして終曲「C'est tout.」は、これで全て、と言い切るフランス語のひと言が、日本語版とフランス語版で、アルバム全体を静かに閉じ、同時に開きます。

収録された楽曲は、もともと毎週木曜日に、ある場所へ届けられていた音でした。そこでは、比較も承認もマウントも存在しない。見えない共同体のなかで、送り手と受け手の二者だけが向き合い、ひとりの時間が最も贅沢になるように設計されています。音楽もまた同じ思想に従い、群衆の熱狂ではなく、あなたの部屋で、あなたのために鳴ります。

曲ごとに、声の距離や温度は変わります。輪郭は固定されません。必要な気配だけが現れ、そして去っていく。誰かを前に立てるためではなく、聴く人の一日を整えるために。丁寧に生きることを、努力ではなく反復へ。再生ボタンが小さな祭壇となり、日常が儀式へ移行する、その瞬間のために。

もし、このアルバムが「一度きりの体験」ではなく、「これからの生活の形式」になってほしいと感じられたなら。

Dernière Chaleurには、音楽の外側に、より深い呼吸があります。毎週月曜日には思想の本文が届き、火曜から金曜にかけて写真・詩・音楽・Podcastという複数の視点で、同じ思想が立体的に差し出される。思想を本棚に置かず、一週間のリズムとして身体に染み込ませていくための設計です。

この12曲は、外側へ開かれた扉です。扉の内側には、あなたの日常を儀式へ変えるための、さらに静かな連続が待っています。

C'est tout.
それで、全て。そして、ここから。

公式サイト https://www.dernierechaleur.fr/

アーティスト情報

  • DERNIÈRE CHALEUR

    Dernière Chaleurは、プロヴァンスの光と静けさから立ち上がった思想ブランドです。提唱するRitualtude(リチュアルチュード)は、手を洗う、窓を開ける、歩幅を整える——そんな日常の行為を儀式へ変え、歴史・万人・宇宙との対話のなかで“在り方”を取り戻していく実践思想。 本を読んで思想に触れるのではなく、講演を聞いて思想を学ぶのでもない。ましてや、オーディオブックでもなく。イヤフォンの内側で鳴りはじめた瞬間から、聴き手は身体ごと思想に包まれていく——そのための思想J-Popです。 声の輪郭は一つに固定されず、曲ごとに必要な温度だけが現れては去っていく。誰かを前に立てるためではなく、聴く人の一日を整えるために。丁寧に生きることを“努力”ではなく“反復”へ。再生ボタンが小さな祭壇となり、日常が儀式へ移行する、その入口として。

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