歌詞

プラヌラ光を知らずに

ただ揺られて生まれてきた

この海の記憶に刻まれる

最初のぬくもりの影

誰かの声を夢で聞いた

それはまだ名前もない頃

届かないでも消えない

やさしさの残像

ポリプになり眠る時も

激動のストロビラへ

思い馳せまた会いたい

その願いだけ鼓動の奥灯し続ける

何度でも巡るこの命

君のもとへ泳いで行くよ

エフィラ小さな羽根のよう

星のように海を舞う

メデューサになるたびに

忘れかけてた君が蘇る

何千回も繰り返すたび

かすかな再会の予感

永遠はとても孤独

そもそも愛は孤独

赤く揺れる生命のフレーズ

失くしてもまた始まる

涙すら美しい泡に

変えてしまう海の奇跡

さよならは次の約束

不老不死は君にまた出会うため

ポリプに還るたび

君の声を想い出す

めぐりくる季節の果てに

もう一度出会えること信じて