歌詞

海を漂う藻のように

掻き乱されてゆく　独りきり

滲んでく赤

鮮やかな色を濁らせる　吐いた心

不揃いな継接　わかっているのに

触れたその瞬間　溢れ出す

逆さまの感情に塗れて

破れかぶれの哀を謳う

残された衝動　抱きしめて

永遠にきっと離さない

出口のない迷路

存在しない結末　理想郷

愚かな夢　何度も何度も巡らせてく

闇に呑まれ

胸の痛みごと抉られる

霞む光　呼吸 奪われて

もう二度と訪れない世界

罪と罰　手放した言葉

有象無象　押し寄せる呵責に

救いの声は届かない

最初から全てやり直せたらなんて

虚空に願うことも　決して許されない

もう二度と叶わない真実

破れかぶれの愛を謳う

残された後悔　抱きしめて

永遠にきっと忘れられない

もうすぐ夜が明ける