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歌詞

Endorphina

街時 獏

同じような星で産まれて

違うような暮らしをしている

なのにこうして、

分かり合えるのどうして?

天秤は病めるままでいて

気恥しいことはいわない

ゆらめく素肌、夢の中で爆ぜて

海辺をなぞるサンダル、

その白い閃光が絵になった

触れたらきえてしまいそうで

僕は突っ立って海をみていた

なにがくるしくて仕方ないの

理科室でみつけた散弾銃

パックに入れてきたから

あっちの国に撃とう

さっきまで素肌を見せてたのに

おちゃけてるところが愛おしい

世界の終わりを悟る夜は、

ガラクタでもいいよ。

君が恍惚として欲しいから、

いみのない世界でもいいから

彩錦じゃなくてもいいから

忘れないでいて

「コンビニにいこう コンビニにいこう

アイスが食べたいよ」

今日はなんでもかっていいよ 持っておいで

強盗をした 隠密とした

慣れてるし大丈夫

腫れた赤が引いてよかったよ。

擦切れるまま会いにいく 生憎、

痛々しくて心地好くて笑いそうだ

夢じゃなく素に戻る

手を引いて、連れ出して、無我夢中に走った。

馬鹿みたいに濡らして、

何に縋ってたんだろね。

わかんないや、

さっきまで縺れる糸だったのに

おちゃけてるところが愛おしい

世界の終わりを悟る夜は、

ガラクタでもいいよ。

君が恍惚として欲しいから、

仮初の言葉なんてかけないから

砕金じゃなくてもいいから

「忘れないでいて」

海について、夜風を振って、

無我夢中に走った。

足に刺さる鳴き砂の音が懐かしくて

もう崩れたって 消えてしまってもかまわない

君の声覚えてるね

数分経って君は寝転ぶ、

背中にびっしりと砂がつくこともお構いなしに

目を瞑り 羊を数えた

27匹目で息は絶えた

僕の手はうるさくふるえていた

芸術なんかに縋ったまんま

散弾銃で顳顬を撃った。

  • 作詞者

    街時 獏

  • 作曲者

    街時 獏

  • プロデューサー

    街時 獏

  • グラフィックデザイン

    街時 獏

  • ギター

    街時 獏

  • ボーカル

    街時 獏

  • ソングライター

    街時 獏

  • プログラミング

    街時 獏

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時 獏として発表する初作品『uturoi』は、春・夏・秋・冬という四季の移ろいを軸に構成されたEPである。

これまで別名義でボカロPとして音楽制作を続けてきたが、「自分自身の声で表現する」という選択から生まれた名義が街時 獏だ。本作は、その出発点となる。

人生のなかで、価値観や人柄は幾度となく崩れ、そして新たに形を変えてきた。人間関係や活動の中での葛藤を経て、自身を見つめ直す過程で書き下ろされた四曲が収められている。

四季の情景に内面を重ねた本作は、街時 獏による私的な記録であり、静かな再出発の記録でもある。

ここから始まる歩みを、見届けてほしい。

アーティスト情報

  • 街時 獏

    街時 獏 / Machitoki Baku 街時 獏(Machitoki Baku) は、愛知県出身の音楽家/アーティスト。2006年生まれ、右利き、AB型。 IRO-MONO COLLECTIVE. 主宰。 幼少期、ピアノ教室で触れた ピョートル・チャイコフスキー『くるみ割り人形』 をきっかけに音楽制作へ関心を抱き、 同時期に出会ったボーカロイドカルチャーからも強い影響を受ける。 15歳よりDTMによる楽曲制作を開始。 作詞・作曲・編曲をはじめ、プロデュース、アートワーク、映像制作に至るまで、 制作工程のほぼすべてを自身で手がけるセルフプロデュース型アーティスト。 音楽を軸に、ファッションやイラストレーションなど視覚表現へも活動領域を拡張している。 2022年から2025年にかけては、複数の名義でインターネット上に作品を発表。 iTunesチャートへのランクインや海外リスナーからの支持を獲得する一方、 創作と対人関係の狭間で葛藤を抱え、活動休止・引退を経験。 この時期を本人は総称して「第0期」と位置付けている。 2026年、表現の再構築を目的として、 「garakuta kuraku」「se27」「a.(アドット)」「CULT P」、 そして実験的プロジェクト「ユイネ」の各名義でボカロP活動を再始動。 同時に、 “自らの声で歌うこと” を表現の原点として再定義し、『街時 獏』名義でのソロアーティスト活動を本格始動。 複数名義での創作によって自己像が分散していく感覚のなかで、 最終的に辿り着いたのが「自分自身が歌う」という行為だった。 街時 獏は、それらすべての活動の中心に位置する存在であり、 自身の表現の核、すなわち “最大公約数としての自分” を体現する名義である。 ポップス、エレクトロニック、HIPHOP、R&B、JAZZを基盤に、 デジコア、kawaii future bass、ボーカロイド、エクスペリメンタル、パンク、スカムミュージックまでをルーツとし、 幼少期より複数の国を訪れてきた経験を背景に、 異国的な空気感と強い内省性を併せ持つサウンドを特徴とする。 ジャンルや形式にとらわれない制作を通じて、 「街時 獏にしか作れない音楽」の探求を続けている。

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IRO-MONO COLLECTIVE.

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