

かつて 僕の右肩には
誰にも見えない季節が乗っていた
鉛色の風 行き場を探し
日々は 透ける葉のようにめくれていく
わたしの左手のひらには
誰にも知られぬ小道があった
開かぬ扉 言葉のない街
その隙間で 名前のない想いが育った
出会わなければ 見えぬ光がある
触れなければ 消えない輪郭もある
あなたの影が わたしをまっすぐにした
影のない朝 ふたりだけが知っている
(まだ言えないことがある)
(まだ消えない影がある)
(でも)
(でも)
(あなたの歩幅で、歩ける気がした)
きみの沈黙が やさしかった
わたしの沈黙も ほどけていく
それを愛とは呼ばずに そっと抱いて
影のない朝を ひとつずつ迎えよう
- 作詞者
mikuri - kokoro sound
- 作曲者
mikuri - kokoro sound
- プロデューサー
mikuri - kokoro sound
- ピアノ
mikuri - kokoro sound

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影のない朝
mikuri - kokoro sound
アーティスト情報
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