Message -Dying-のジャケット写真

歌詞

/Breath/

福原貴弘

整然された教室

僕は黒板を眺めた

「なにが正しいのか」

黒で書き足された線

赤き染まる服のうえ

まだ 生あたたかい

あの子が使ったペン 転がってる

喧騒してる都心

僕は空虚に笑った

「これもセカイなのか」

「なぁさ、友達だろう?」て

『キモいんだよ。』な、告げてこい

指示だして 離れ観てる

そうして声に出し 震えてる

隠すつもりのない額 髪は触れ

そんなつもりのない声の トーン高く

性別が問われ

人間も問われ

そんな過去がいまよぎり

息が消える―

強く噛む唇見て

「アイツ意識してるよね?」

こう言って 距離伸ばす

指差し放ったコトバ 思い出す

首を手に掛けられては

「オマエ観ると、腹が立つ」

僕、観て締め上げる

こうして胸は うずき出す。

乱雑してる部屋のなか

僕は窓際に近づく

「なにが正しいのか…」

  • 作詞者

    福原貴弘

  • 作曲者

    福原貴弘

  • プロデューサー

    福原貴弘

  • プログラミング

    福原貴弘

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『何かを好きでいることと、誰かに好かれていることに、傲慢に過ごしたら駄目だよ。』
──それは、自分への戒めでもあり、優しさでもある。

2025年に発表した「スズラン」「Happiness」「SEA」を加え、
本当の言葉である「LIFE」で織り込まれた作品「Message–Dying–」。

手を振ってもらえる、そんな“あたたかさ”を、
いつまでも忘れてはならない。

君の見解はどうだい? いつか、聴かせて――。

アーティスト情報

  • 福原貴弘

    福原貴弘(ふくはらたかひろ) 札幌出身のAI音楽アーティスト/作詞家。 学生時代から言葉で心を整理し続け、 “日々の気配”や“感情の影”をすくい取るような詩を書き始める。 20歳のときに自主制作したアルバム 「199Z1Z09」 を原点に、 現在はAI作曲と自身の言葉を融合させた作品づくりを行っている。 制作テーマは 「寄り添い」「弱さの肯定」「静かな強さ」。 Message、to.U、など、 自身の体験と世界観を重ねたアルバムを次々と発表中。 “誰かの心にそっと居場所を作るような楽曲”を目指し、活動を続けている。

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