歌詞

唯一無二の母の存在

おれら置き去りで消えてった

閉じた目から落ちる涙

あの頃の記憶が滲み出る

淘汰したつもりこの感情

一度壊れた家庭環境

教えてくれ　偽りのない

母の愛情ってなんなのか

深夜リビングで鳴り響く

聞こえる夫婦の怒鳴り声

夜家出ていく母さん

隣で父さん頭を抱え込む

母の面影が消えそうだ

寝かせてくれよ悪い夢ばかり

夢が現実となる瞬間

離婚で母がいなくなった

誰か埋めてくれ心の穴

精神崩壊で狂いそうだ

枯れ果てる声と涙

妹毎晩一人で泣いてたぜ

夢の中でも会いたいと

部屋で冷えた手で夜空に願う

でも何度も夜を明かす度

母の記憶願いも次第に消えてった

父妹と引っ越してきた

元茨城から田舎町

寒い街でも友達から

暖かい温もりを感じたぜ

好きな子もできた

雪も嫌い理由も忘れるほどに愛を知った

母の愛情なんて知らねぇ

だが父とこの街で愛を育んだ

唯一無二の母の存在

おれら置き去りで消えてった

閉じた目から落ちる涙

あの頃の記憶が滲み出る

淘汰したつもりこの感情

一度壊れた家庭環境

教えてくれ　偽りのない

母の愛情ってなんなのか

あれから何年経っただろう

顔と名前忘れちまった

少しは大人になった

都会に上京今は一人暮らし

久々に会う父と再開

狭い部屋で酒を交わす

父に聞いてみた　あの夜に

母さんとは一体何があったか

母親の不倫だってさ

「やっぱり」そうだろうと気がしてた

あの時に覚えた違和感

間違えなかった

心のモヤ消える

今の母さんは癌患い

生きていくことがやっとだと

弱りきった痩せた体

あの時の面影はどこにもない

母さん聞いてっかよ

あんたは愛する家族裏切った

今更俺らに会いたいと

悪いけどあんたに会いたくねぇ

だがこれは俺からのメッセージ

闘病生活頑張れよ

俺は今はrapper

馬鹿だがちょっと立派になってんぞ

唯一無二の母の存在

おれら置き去りで消えてった

閉じた目から落ちる涙

あの頃の記憶が滲み出る

淘汰したつもりこの感情

一度壊れた家庭環境

教えてくれ　偽りのない

母の愛情ってなんなのか

唯一無二の母の存在

おれら置き去りで消えてった

閉じた目から落ちる涙

あの頃の記憶が滲み出る

心変わりするこの感情

今は愛のある家庭環境

愛を教えてくれた

皆んな『ありがとう』

気持ち心から感謝