

東経135°丸をして
宛名のないこの文へと
「見ていたいんだ、
黒い鯨が空を泳ぐところ」
黒い髪の少女は言った
“まだだよ”
冬至に咲く花想い出して
虚空を伝う丈よ 届かず
君を待ちわびたあたしは
また知れぬまま
東経135°蓋をして
火をつけ煮詰めて恋焦がして
“もういいよ”
夏至に枯れた花は捨てて
虚空を探す右手 無いのよ
秋の到来待ちわびたあたし
まだ滑稽なまま
46.8度は美しい
“見つけた”
冬至に咲く花想い続けて
虚空を舞う文よ 届かず
君を待ちわびたあたしは
まだ知れぬまま
新しい春と そのまた先へ
踊り踊られ文ゆらら
君を待てど焦がれるあたしは
また知れぬまま
- 作詞者
すずき
- 作曲者
Haklo

Haklo の“曖昧以上、明確未満。”を
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- 1
君色 (feat. Suzu Ohne)
Haklo
- 2
noise
Haklo
E - 3
灯火を消す
Haklo
- 4
零レ桜
Haklo
- ⚫︎
曖昧以上、明確未満。
Haklo
- 6
泡沫ハ刹那ニ
Haklo
Haklo(ex.夜桜)、初となるミニアルバム、「嘘を想う」。 「noise」、「灯火を消す」といったHaklo(ex.夜桜)のキラーチューン、ゲストにSuzu Ohneを迎えた「君色」をはじめとする4曲の新曲を含む全6曲を収録。 人間の刹那く、儚い、美しいストーリーとなっている作品。
アーティスト情報
Haklo
Vo.Jeremyを中心に結成し、2019年8月15日『夜桜』として始動。 その後、幾度の体制変更を重ね、 2022年04月05日、『Haklo』へと改名。 人間が目を背けたい弱い部分を露わにした詩、 独自のバンドサウンドを搔き鳴らし圧倒的なライブを武器に。 “どんなに長く深い暗闇でも、いつか光刺し、それは刹那となる” というメッセージを込める。
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