嘘を想うのジャケット写真

歌詞

泡沫ハ刹那ニ

Haklo

愛を嘲笑うのが罪なのか、

愛し過ぎてしまうのが罪なのか

そんな事は誰も知らないし、

知ろうともしない。

知りたくもないから、

そんな残酷な事。

何が愛なのか考え出した時には、

もう取り返しの付かない所に

いるのかも知れない。

素直にアナタを愛していたはずが、

いつの間にか愛されたいと願い、

互いに愛し愛される事に酔いだす。

気づいた時には

竜胆さえも枯れている。

霞草を片手に、

折れた羽を羽ばたかせ、

アナタを追う。

どんなに願ってももう戻れない。

もう戻れない。

灯火を消した月夜に、

”サヨナラ、ゴメンね”と呟く。

何故気付けなかったのだろう、

何故今まで。

ただそれだけ。ただ、ただ。

私がアナタを壊してしまった。

私の愛がアナタを壊した。

私はアナタの何者でもない。

それが真実。

アナタはそれを嘲笑うように

私を使う。

私は分かっていながら

アナタと居る。

この先に光なんて無いこと

気付いてる、分かってる。

分かってるよ。

そんな事。

愛が無くても、

アナタと居れるのであれば、

それでいい。

私の愛が邪魔にならないように、

アナタを壊さないように

私は嘘をつく。

教えてよ。ねぇ教えてよ。

愛を嘲笑うのが罪なのか、

愛し過ぎてしまうのが罪なのか。

嗚呼そうか、違うね、違うよね。

そんな事は関係ない。

アナタを愛したいのに、

愛しきれなかった。

大切にしているつもりが、

壊していた。

全部、全部、私が罪なんだね。

最後に一つ、一つだけ、

許してほしい。

アナタを愛したい。

  • 作詞

    Jeremy

  • 作曲

    Haklo

嘘を想うのジャケット写真

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Haklo(ex.夜桜)、初となるミニアルバム、「嘘を想う」。 「noise」、「灯火を消す」といったHaklo(ex.夜桜)のキラーチューン、ゲストにSuzu Ohneを迎えた「君色」をはじめとする4曲の新曲を含む全6曲を収録。 人間の刹那く、儚い、美しいストーリーとなっている作品。

アーティスト情報

  • Haklo

    千葉県佐倉市発『Haklo』 Vo.Jeremyを中心に結成し、2019年8月15日『夜桜』として始動。 その後、幾度の体制変更を重ね、 2022年04月05日、Gt.佐藤幸太郎が加入し、 同日、『夜桜』から『Haklo』へと改名。 人間が目を背けたい弱い部分を露わにした詩、 独自のバンドサウンドを搔き鳴らし圧倒的なライブを武器に。 “どんなに長く深い暗闇でも、いつか光刺し、それは刹那となる” というメッセージを込める。

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