街並みしんと寝静まった文月は丑三つ時
止め処無く流る細流 生温い夜の風
あの子は街を漂って歌う ラララーランラーララララー
誰にも聴こえない
パンクライブはオールナイト オーライ
そうあの子はちょっと普通じゃない
こっち側の世界の人じゃない
幽霊 幽霊
大体そんな所の存在
青白い肌 でも心まだ
キラキラと生きてた頃のまま
夏の夜を漂う ふわりふわりと上昇
少女の話を、しよう。
Yo-yo. あの日もこの街照らした
かんかん照りの太陽奪いやがった
交差点切るドライバーの視界
そして大切な彼女の未来
時が止まれば あるいは戻れば
ここでは伏せるプレートのナンバー
あの子の季節だけが止まった
その夏あの子はおばけになった
「命短し、恋せよ乙女」なんて言うけど
本当にこんなに短いとは思ってなかったんだよ
時よりこうして生まれ育ったこの街並空から眺め
遊び足りない時間追いかける
想い出に浸っていたら
夏の夜はあっという間に明けてゆく
朝日がキラキラいい匂い
露草照らして 皆目覚めて
(Shine, shine, shine 輝く)
ビル影街風溶けてく １つになって青空
焦がすほど眩しい陽射し 陽炎歌うメロディ
夏の輝きほらあんなに待ち遠しかった季節すぐ側に
でも私には影の１つも出来ないわ
ゆらゆらおばけのあの子はそっと僕らの背中を見ている 歌ってる 叫んでる でも死んでる 歌ってる
僕ら知らない 命の形を知ってる 歌ってる
そりゃ私だってどうせ届かないと知っている
あー、やだやだ なんでこうなるんだ？
俺は今日１日何してんだ？
明日から日々噛み締め生きよう
御託並べる間にまた月曜
近くの人がくすんで見える
遠くの人は霞んで消える
出会い無駄にしてたようにも思える
何もせず食い潰したあの夜
（Punk live in the summer）
高い高い夏の夜空に
（Punk life sprit,forever）
奴ら繰り出す丑三つ時に
（Punk live in the summer）
それでもグダった僕と君
17,18で死んでったあいつらに
どの面下げて生きてけば良い？
一足早い線香花火
つま先かすめてフワッと消えた。
夜の風、ちょっと涼しい。
漂う、輝いて、消え去って。
かき氷 何色食べても
同じ味 同じ僕 同じ世界。
風鈴の音 公園の声
陽炎混じって消えてった。
おばけになってもまだまだ現役女子高生！
(いってみよう)女子高生の7月号には楽しい付録が（いっぱいいっぱい！）
まだ行っていないあのお店。
まだ食べていないあのアイス。
まだ伝えてない気持ち、この気持ち。
響く、歌声、街に。願う、乙女、届け、ラブソング。
幽霊だって恋をしたいのよ
（ゆらゆらおばけのスカパンク）
今更どうして伝える勇気が出たけどあなたには聞こえてないね
幽霊だって恋をしてるのよ
（ガールズぶっちゃけラブソング）
私がカメラに写り込む前にねえほら早く気付いてよ
背後霊になったらあなたにも分かるわよ
皆後手に隠してる、人の温かさ
背後霊になっても私にはわかるのよ
きっと瞼に感じてるよね、命の光
パッと弾けた花火
広がる君の血 溶ける命
ふっと消えた灯 落ちてく夕日
鳴り止んだあの子のMusic
パッと弾けた花火
広がる君の血 溶ける命
ふっと消えた灯 落ちてく夕日
(1,2,3,4)
パッと弾けた花火
広がる君の血 溶ける命
ふっと消えた灯 落ちてく夕日
鳴り止んだあの子のmusic
パッと弾けた花火
広がる君の血 溶ける命
ふっと消えた灯 落ちてく夕日
鳴り止んでねえだろお前のmusic!
ドクドク心臓の8ビート
聴き逃してた僕らもいつかsprit
終わっていく生命 避けられぬ運命
絶命いざその時歌うメロディ
日々のゴーストノート 響けその音
命彩る繊細な物事
織り成す満たすハーモニー踊り出す
かつて無い生涯集大成のダンス
教えてくれゆらゆらパンクガール
最後の瞬間君は何を歌ったの？
生きてきたということ、
気付く日まで生きる。
She was smiling in the photograph
(Shout! Shout present of you!)
She was smiling in the photograph
(Shout in whole body and soul!)
She was smiling in the photograph
,so tenderly. So,tenderly
全霊の生涯で存在を晒せ、
渾身の生命で現在を輝け！
- 作詞者
る
- 作曲者
る
る の“おばけのスカパンク”を
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