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夜猫族・nomaが5年ぶりとなるEP『Intro 2』をリリース。
2022年にリリースした、自身の過去作をリマスターし計30曲を収録したアルバム『六ネンメベストテープ』以降、様々なラッパーとの客演やシングルをリリースしてきたnomaであるが、EPとしての作品は2020年リリースの『丹青』以来である。
今作のタイトル『Intro 2』は、初めてリリースしたEP『Intro』を意識したものであり、これからの活動でリリースする楽曲に向けての新たな前奏、初心にかえりキャリアの再出発をはかるnomaの新たな序章を意味する。
あらゆる怒りをストレートにぶつけ、様々なSNSで累計約90万回再生された「んだよバカ」をはじめ、"俺が本物を決める"と大言を吐く1曲目「Flower War」、"聞く気が失せるラッパーが多い"とシーンへの不満を露わにする3曲目「斬」、そして、ラップスタア2024で大きく話題を呼び、POP YOURSでのパフォーマンスも記憶に新しいTOKYO世界を客演に呼んだ「Water Melon Love」では、1人に決めきれずに揺らぐ恋心を赤裸々に綴る。
今作のコンセプトはまさに等身大。傲慢、自嘲、愛情、ユーモア、それらを独自の表現とこれまでの活動で培ったラップスキルで音楽へと昇華し、かつ、"新たな序章"として生まれ変わったnomaの変化と意思表示を感じさせる作品である。
福島県出身。15歳の時にラップを始め、その翌年に同志とヒップホップ集団『夜猫族』を立ち上げる。2020年にはABEMAのラッパー発掘オーディション番組「ラップスタア誕生」の決勝に出場。3位の結果を残し、同年11月にはコンピレーションEP「Manicity」を発表。ソロ名義ではこれまでに「Intro」「LSLSL」「丹青」と3作のEPに加え、キャリア6年目となる2022年5月には30曲入りのベストアルバム「六ネンメベストテープ」をリリース。それから3年ほど『夜猫族』としての活動や多方面のアーティストとのコラボ楽曲を発表しつづけ、2025年11月、前作からおよそ5年ぶりとなる4作目のEP「Intro 2」をリリースした。そのフレキシブルで独創的な音楽性と、他の追随を許さない圧倒的なラップスキルはあらゆる方面から高い評価を集めている。
夜猫族