回転する球体を触らず眺めている
干渉しないことがルールだと信じる
電球の切れてる部屋にも慣れきって
段々と光を望まなくなっている
独り慰める部屋のカーテンの隙間から見えた
突然の点滅
白い光と君の姿
単純な光を
何度だって放つ君が信じられないな
けど使える魔法がまだあると
もう一度信じてみたくなった
もう「馬鹿みたい」って笑うのやめるから
さぁ始めよう
退屈な夢だけ溜め込んだこの身体
新鮮な空気を
さぁもっともっともっと
「明るいところに行こう」って
君がそんな顔して言うから
断れないでそっと光を辿り出した
僕を怯ませる
真夜中の狼の遠吠えを笑って
すぐファンファーレに変えた
君の魔法が胸を捉えて離さない
もう変わらないことに飽きてきたみたい
さぁ夜が明ける
完璧だとか理想とか
そんな呪いのようなラベル剥がしてく
先が見えないほどの大きなカーブを曲がる
祈りに満たない僕らの
未熟なままの弱い言葉よ
川を越えろ 進め
そしていつか箱舟に乗って月へ
摩天楼が見下ろす空の下
下ろしたての靴で歩いた
忙しなく歩き回る人々
色とりどりの車
分厚い靴底から
微かに伝わるアスファルトの温度
人混み溢れる街の外れから
誰かが手招きしているようだ
分厚い陰と木漏れ日の下
穴だらけの靴で歩いた
忙しなく回転する生命
色とりどりの虫たち
すり減った靴の底から
確かに伝わる土の感触
鬱蒼と生茂る木々の間から
誰かが手招きしているようだ
ファンファーレは今も鳴り止まず
ふたりのパレードを照らすよ
まだ知らない道
世界の果ても
華やかに彩られるだろう
今なら思い出せそうなあの魔法
もう一度使ってみたいんだ
もう覚えたての冗談みたいに
無理におどける癖やめるよ
ねぇ悪戯な顔で見守っていてほしい
一番めの目的地は、すぐそこだ
ほら今度は僕から君に見せてあげよう
新しい光
- Lyricist
MURAKAMI, SATONAKA
- Composer
MURAKAMI
Listen to Maho Ni Tsuite by OVER THE SANZU RIVER
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OVER THE SANZU RIVER
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OVER THE SANZU RIVER
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Maho Ni Tsuite
OVER THE SANZU RIVER
2ndEP
Artist Profile
OVER THE SANZU RIVER
Good music.
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