紫陽花のジャケット写真

歌詞

紫陽花

久我 翠

いつの間に僕はこんなに弱くなったのだろう

誰かと比べては心の傷開いていく

あの頃の僕はもっと頑張れてたような気がする

「大人になったら……」なんて夢持ってた気もする

物語の主人公も雨に濡れすぎて泣いてた

移りゆく季節の狭間で今日は少し休もう

僕は本当は強くなんてなかった

どうして気がつけなかったのだろう

嗚呼今胸の奥に突っかかってた何かが

消えた気がする

もう一人の僕が平らな道を指さして

描いたはずの導を遮るから気をつけて進もう

ありのままの僕じゃ何者にもなれやしないと

諦めかけてたけどきっと誰もがもう輝いてる

厚い雲の向こう側でずっと照らしてる太陽は

変わることない愛情で乾き潤すから

僕は遠くへ行こうとしすぎてた

どうして……目の前に広がる景色のせいで

嗚呼今新たに始まる呼吸で

もう一度歩き出そう

ずっと大事にしていた

気持ちはまだポケットにしまったまま

なんでも出来ると信じてた日々のカケラ

きっと今でもまだ

枯れずに光を放ってるだろうから

まだ遅くないよ

僕はまるで八重咲の紫陽花だ

雫も力に変えて踏み出せる

嗚呼今青空の香りがした

もうすぐそこに夏が居る

明日も咲き誇れ

  • 作詞者

    MOZ

  • 作曲者

    MOZ

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