歌詞

一人　ギター背負って

電車で幅取ってスタジオへ向かう夜

駅からの途中すれ違う人たち

自分とは違うって自惚れてる

「そういうとこだよ」君に言われて

ギターも歌も大して上手くないのに

そもそも誰も

自分のこと知らないのに

自意識過剰なんだって

堂々としていても

とうとう誰もいなくなった

一人また恥ずかしくなる夜

下手なギターと安定しない歌を

今日も誰に向けて歌ってんの？

時間もお金も勿体ないとか

うるせえよ

そういうとこはさ、

言わないでおいてよ

飲むのはたまにでいい　とか言って

もう飲んでしまったけど

そもそも誰も

自分のこと知らないからって

最近だらしないんだよ

本当はもっと

ギターも歌も上手くなりたいけど

ベッドからは出られないし

「そういうとこだよ」君に言われて

"自分に言い聞かすこと"

"もっと練習すること"

そもそも誰も

自分のこと知らないなら

もっと歌い続けりゃいいよ

堂々恥をかいて

もっと練習をするんだ

一人スタジオへ向かう夜

そもそも誰も

自分のこと知らないけど

今こうして歌ってるし

堂々としていても

こそこそしても変わらないや

一人恥を曝け出す夜