

君と泣いた日、笑った日
どちらを思い出すんだろう
夏の終わり 秋のはじまり
いつもの道に香る金木犀
君が好きだったから
初めて覚えた花の名
恋だったらよかったけど
愛だったからダメだった?
恋だったら笑えたけれど
愛だったから泣いてしまうんだ
沈む 夕陽
消える 君の影
金木犀の香りはそれ以外の何物でもなくて
何とも似てなくて忘れられないよ
金魚みたいだねって落ちた花摘む指先は
泳いでいってしまった
秋の終わり 冬のはじまり
新しい街に引っ越したんだ
見なくなった金木犀の
代わりに買ったフレグランス
恋だった君との日々を
愛に変えてしまったんだ
恋だったら甘酸っぱい
思い出のまま終われたのかな
ほんのわずかな
この季節だけは
僕は
ずっと
ずっと君のもの
君と泣いた日、笑った日
どちらを思い出すんだろう
次の金木犀が花開く頃にまた
金木犀の香りはそれ以外の何物でもなくて
何とも似ていなくて忘れられないよ
金魚みたいだねって落ちた花摘む指先は
泳いでいってしまった
さよなら 愛してた
- 作詞者
立花綾香
- 作曲者
立花綾香
- ミキシングエンジニア
加藤侑作
- マスタリングエンジニア
加藤侑作
- ギター
荒山諒
- ベースギター
荒山諒
- ピアノ
荒山諒
- プログラミング
荒山諒
- その他の楽器
荒山諒

立花綾香 の“金木犀”を
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- ⚫︎
金木犀
立花綾香
2025年9月26日リリース。立花綾香ニューデジタルシングル「金木犀」
心を震わせる歌声と旋律で時代を彩る鍵盤弾き語りシンガーソングライター「立花綾香」
夏の終わりから秋のはじまりへ —— 季節が変わるその一瞬の香りに重なるのは、君と過ごした日々。
新曲「金木犀」の歌詞に綴られるのは、記憶の香りを通じて愛と喪失を描く物語。
「恋だったら笑えたけれど 愛だったから泣いてしまうんだ」という歌詞に象徴される複雑な胸の痛みを立花綾香の儚さと力強さを併せ持つボーカルが見事に表現している。
切ないピアノのフレーズに、美しく重なり合うストリングスの陰影は、押し寄せる感情の波をより一層
引き立てる。秋の夕暮れに聴きたい、そっと心に余韻を残すラブソングに仕上がっている。
アーティスト情報
立花綾香
ロックなサウンドにピアノを弾き語りながら歌うスタイルが特徴。ピアノ弾き語り、DTMサウンドまで、多種にわたる楽曲を手掛ける。TVアニメ「SPY×FAMILY」「ドロヘドロ」「灰と幻想のグリムガル」「サクラクエスト」「Fairy Gone」などの楽曲を手掛けるクリエイティブユニット(K)NoW_NAMEのボーカリストとしても活動中。映像はライブ映像です。
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