海よ よみがえれのジャケット写真

歌詞

海よ よみがえれ

柏木英樹

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

静かに寄せては戻すさざ波

砂浜で遊ぶ子どもたち

ペットボトル・空き缶・ゴミその中を

探し回る貝殻・シーグラス

自然の恵みが消えつつある砂浜

昔の海とは今は異なり

いつの間にか身の回りの宝物

探すのが大変になっていた

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海辺をちょこちょこ歩く水鳥千鳥

せっせとエサ集め小鳥に運ぶ

我が子がぐんぐん成長する姿願い

大きな天敵からも身を守る

昔はどこでも見ることができた

辺り一面にどこかしこにと

いつの間にか身の回りの宝物

千鳥の姿を見ることも減ってきた

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

ビニール袋をクラゲと間違え食べて

砂浜に死んで横たわるウミガメ

プラスチックぷかぷか浮かぶうちに

見えない大きさになったマイクロプラスチック

至る所に漂う海の魔物

今は私たち人間に襲い掛かる

すでに体中に入っているかも

気づいた今がスタートだ

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

海よ 不死鳥のごとく

海よ よみがえれ

  • 作詞

    柏木英樹

  • 作曲

    柏木英樹

海よ よみがえれのジャケット写真

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    海よ よみがえれ

    柏木英樹

2022年11月26日。兵庫県淡路市立しづかホールにて行われた「海と環境のシンポジウム」にて流され、大型帆船みらいへ「デッキライブ」で初披露された歌です。
世界中の海洋がペットボトル等の海洋ゴミで溢れ、このまま増え続けると2050年には海で暮らす魚より海を漂うゴミの方が多くなると言われいます。
すでに海岸は自然界では分解されない大量のペットボトル等のゴミが流れつき、海辺を住処にしている小鳥の環境が悪化し、チドリ等が激減しています。クラゲを主食とするウミガメが間違えてビニール袋を食べた為死んでしまっているニュースを耳にするばかりでなく、これまで獲れていたイカナゴ・チリメン・タコ等の魚類も激減しています。温暖化の影響等の要因ももちろんありますが、海洋ゴミによる要因も否定できません。
さらに、プラスチックが海洋を漂い続けているうちに見えない大きさになったマイクロプラスチックとして、海の魚の内蔵を食することを通して私たちの体に入っているかもしれません。
これらの海洋ゴミ汚染に気づき、私たちが出している日々のゴミについて考え、私たちの行動を変容する機会になればと願って作った歌です。是非とも、最後まで聴いてくだされば幸いです。

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