PATCHWORKのジャケット写真

歌詞

イツマデ

阿亀屋

頼もう潰れ酒町の最中

狂えども耐え難きこんな日々に

遊ぼうや ほらほら手を叩いて

おんどれ踊りゃんせで夜も明ける

あたぼうと高々呻く輩

その後彼を何処にも見た者無し

流行ろうにもどうだ恥をかくか

ほれこれ見よがしにとまた一人

底に溜まるは 亡霊の涙

慌てふためく行列の間

すっからかんのからっけつに

何にも無いからバイバイバイ

瞬く間ちらりほらり何処へと向かう

いつまでも続いていく

この腑抜けた往来を

何処までも歩いていく

目に映る惨状も連れて

蔑んで嘲笑うか

可惜夜に溢した涙

いつまでも続いていくと

いつまでも歩いていけと

ほう

偉そうに威張るお調子さんよ

無駄ばかり過ごしてる見事な様

下手こいたも同然 馬鹿げた癖

さんざめく天晴れ さあ帰りの会

吊るそうか巧みな言葉の綾

どれもこれもこじつけたパラノイア

話そうぜ我らのこれからを

つまらん土産話持ち寄って

ぱっぱらぱ ぱっぱ

酔い醒めの口 蔓延る隔たり

待てど暮らせどここも知らぬ町

踵鳴らして踊れや踊れ

見下ろすあの世 阿鼻にのたまえと

捨てられた節 忘れ難き檻

群がるカラス火縄を突き付けよ

あっけらかんに苛立って

どうでもいいからけんけんぱ

いつの日か思い出した 微かな日々を

いつまでも続いていく

終わり無きエンドロールを

何処までも歩いていく

亡骸を踏み締めてさあ

夢ならば醒めておくれ

他靡く煙の行く末

いつまでも続いていくと

いつまでも歩いていけと

ほう

叫く人々 乾いた空

誰が笛吹けども押し問答

至り至らぬ愛などないんだと

よく言える 夜が更けていく

愛してやれ 痛みも全て

いつまでも続いていく

この腑抜けた往来を

何処までも歩いていく

目に映る惨状も連れて

蔑んで嘲笑うか

可惜夜に溢した涙

終わりなどありゃしないと

にやけ面叫んでいる

いつまでも続いていく

終わり無きエンドロールを

何処までも歩いていく

亡骸を踏み締めてさあ

夢ならば醒めておくれ

他靡く煙の行く末

いつまでも続いていくと

いつまでも続いていくと

ほう

  • 作詞

    阿亀屋

  • 作曲

    阿亀屋

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2021年より動画共有サイトに投稿してきた楽曲に書き下ろし楽曲を含めた、全17曲を収録した自主制作アルバム。ボーカルには初音ミク、巡音ルカ、flowerが用いられており、セルフボーカル楽曲「贖罪の羊」のボーカロイドカバーや、既発表曲「85」、「HALLO BALLO」のアルバムバージョンなどを収録。

アーティスト情報

  • 阿亀屋

    ボーカロイドプロデューサー兼イラストレーター。作詞作曲、演奏、歌唱からアートワーク、映像まで全ての制作を一人でこなす。2021年よりボーカロイドを用いた楽曲をを動画共有サイトへ投稿開始。2022年にはアルバム『PATCHWORK』をリリース。 翌2023年にはデジタルシングル『にひるな夢』リリース。 2024年6月デジタルシングル『フーテン少女の独り言』リリース。 その後、2023年9月本名名義小山慧としてアルバム「MAYDAY」をリリース。

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