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歌詞

下んない話

阿亀屋

いつからだろうか 澄んだ青が

やけに寂しく映る様になったのは

くたびれたパジャマに袖を通す

取り止めのない今日だ そう思った

何にもならないことばかりで

溢れるくらいが心地よくてさ

最後にふたり 交わしたセリフが

頭を回っている

だからそんなあなたと話がしたいや

明日にもその先も残らぬ様な言葉で

そんなあなたと話がしたいんだよ

いつか合わせた 手の平を思い出して

鞄の奥まで手を伸ばして

些細な隙間を埋める昨日を探した

ほつれたボタンが風に揺らぐ

懐かしいあの日々は仕舞わなきゃな

浅く僅かな息を溶かすほどに

会えぬ人ばかり増えていくんでしょう

背中合わせに言う「それじゃまた明日」を

今も待っている

だからあたしあなたと話がしたいや

今までもこれからも手繰り寄せた未来を

あたしあなたと話がしたいんだよ

遠く消えていく あの星を見ながら

繰り返す日々よ 戻れと目を腫らして

何度も夜が更けていく 晴れぬ心はどうして

溜めた息は呑んで 吐いたら戻らないと

あなたがくれた全て 風そよぐ夜の下

奏でてよ もう一度 明日が来ない街の中で

美しく歌うんだ 目を開いて

辻褄も合わせも出来ない癖

言葉も知らないから泣き喚いてた

あの花は今も咲いてるかな

ふと思ってしまう

下らないことをずっと

あたしあなたと話がしたいよ

気がつけばまた空が滲んでしまう

今も明日を待っているからさ

あたし2人で話がしたいよ

忘れてよ、そんなフリ

触れた指はそのまま

あたしあなたと話がしたいんだよ

ねえ、いつか晴れたら星を探しにいこう

さよなら

  • 作詞

    阿亀屋

  • 作曲

    阿亀屋

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2021年より動画共有サイトに投稿してきた楽曲に書き下ろし楽曲を含めた、全17曲を収録した自主制作アルバム。ボーカルには初音ミク、巡音ルカ、flowerが用いられており、セルフボーカル楽曲「贖罪の羊」のボーカロイドカバーや、既発表曲「85」、「HALLO BALLO」のアルバムバージョンなどを収録。

アーティスト情報

  • 阿亀屋

    ボーカロイドプロデューサー兼イラストレーター。作詞作曲、演奏、歌唱からアートワーク、映像まで全ての制作を一人でこなす。2021年よりボーカロイドを用いた楽曲をを動画共有サイトへ投稿開始。2022年にはアルバム『PATCHWORK』をリリース。 翌2023年にはデジタルシングル『にひるな夢』リリース。 2024年6月デジタルシングル『フーテン少女の独り言』リリース。 その後、2023年9月本名名義小山慧としてアルバム「MAYDAY」をリリース。

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