歌詞

平凡な世界 錆び付いた発条がひとつ

正常な目眩 ふらふらり くらくらり

瞑目に揺らう 黒い山羊はさっさと去って

明日はきっと 雨が降り続くでしょう

ホラ吹いて 自己満足か？

居場所もないのにさ

曖昧 病マインド

所詮ただの散れたグラフィティだ

大体他愛無い

いずれ爆ぜるままに身を任せたい

疑いたくない それでも信じたくもない

だから「左様なら」だ

また明日 得も言えぬ 雨の中

平凡な世界 外された発条がふたつ

正常な目眩 ふわふわり 宙ぶらりん

正統派衒い 欲求は依然抑制中

明日もどうせ 晴れる筈がないでしょう

蟷螂の斧 諸刃の心

信じたものはすぐ割れてしまう

黒マスクに縫い付けた口

主張はない ならば

ハイタッチ バイバイバイ

下らない夢を語ったトラジティね

怠慢したみたい

静寂の中 息を忘れてしまう

眠りたくない それでも目を瞑ってたい

綺羅星の下で

行く宛も 生き甲斐も ありません

舞う砂埃 足跡は消え

私も淡く消えていくでしょう

ただこの歌は消えぬ様と願う

雨が止んだら 歌いましょう

曖昧なマイマインド

錆びた発条を巻くマイノリティーか

案外他愛無い

草臥 おとぎ話の様なマジョリティーだ

はいはい胡散臭い

独りよがりでそっと息を止める

会話になりゃしない

何処か遠く彼方 誘ってくれ

信じたくない ただメロウな死に方で

空蝉の初音

さようなら いつかまた会いましょう

人間なんぞ誰1人当てにならない

だから「左様なら」だ

患いも 癒えぬまま また明日