歌詞

顔も知らんぜ鏡の中 包めて捨て去って愛も愚か

そう僕らは皆化けの皮 絡まって歩いてく

何処にいるんだあなたがた ありもせぬ声を信じてまた

追い続けていたその背中 いつしか確かな隔たりが

もうどうしようも無くなって 心も感情も離れあって

それでも心臓は動いていて そりゃ誰かの言う通り

ああ狂い出すペルソナ 愛の狭間に

疑い求めて息を吸う

そんな僕らにどうか教えてほしい

その心を！

ああ回り出せエウロパ 泣いた熱り

アクリルのその奥へと

届かないなどうせ 指先すらも

誰も知らない様な

煩雑とした頭の中 めでたく積まれていくアジェンダ

甲乙もつかずに筆を揺らす 描き上がる曼荼羅

此処にいたんだ そう僕らは 遠くばかりをただ見据えてた

視界の隅に埋まるコンパス 動けないのよ ほっておいて！

今生の別れを繋いで 気が付きゃもう彼は見えなくて

それでもひたすらに歩いていけ 痛みにも似た孤独を

ああ見失うペルソナ 宵のまにまに

掻き立てよ蠢く思惟

そんな僕らは挙句レプリカの仮面

外せないわ！

ああ見つけ出せエウレカ 命は何処に

裸足で駆け出すようそうろう

問い正してくれ君が 思うままの声を

淘汰する前に さあ

僕は何者なんだ

ああ！

歪み合うペルソナ 今日日の盛り

誰も知らない糸口を

そんな僕らは望む その憤りを

晴れゆくまで

ああ今に見ろエウロパ 涙の意味

過去を生きた鳴り止む鼓動

何も無いならばもう どうして彷徨うんだ

尚続く偽物を 誰も知らぬ様な 眠らぬ物語を！