PATCHWORK Front Cover

Lyric

Shokuzai No Hitsuji

OKAMEYA

日々の行く末をただぼんやりと眺めていた

古いフィルムの垂れ流しの様

きっとそうこのまま何者にもなれぬまま

こじつけの命をひた隠している

無様なくらいに枷が外せやしなくて

動けないんだ ここから

手を伸ばしてしまう

孤独も痛みも何も要らない その筈なのに

もっと息をしたい貴方へ

私の全てを捧げましょう

何にも何にもありませんから

赤みが残る生傷の裏

貴方の面影が揺れるでしょう

好きなだけ笑えよ、なあ

なあ

忘れ去られて 2度目の春が訪れて

「待ち侘びていました」と歪に笑う

人を殺してさ 挙句息を吸える筈もなくて

傷くらい持たずには生きられないだろ

軽薄な声と針に押し潰されて 吐き戻して

私を忘れておくれよ どうか ああどうか

願いも乞わずに産まれては今日を探してる

誰かの足しにでもなれるかな

もっと生きていたい貴方へ

私の祈りを歌いましょう

僅かな余剰でも捨てるくらいなら

産声を上げたその時には

もう既に腐らせていたのでしょう

なんて素敵な世界だろう なあ

どうして こんなにも苦しいんだよ

どうして そんなに笑えるんだよ

それなら私をどうか硝子にでもして

これからまだ生きて赦しを乞うのでしょう

どうして どうして どうして

もっと息をしたい貴方へ

私の全てを捧げましょう

何にも何にもありませんから

赤みが残る生傷の裏

貴方の面影が揺れるでしょう

笑いたきゃ笑えよ 生きろよ

もっと長く息を止めて

ずっと深く傷をつけて

こうして私と生きていくから

明かりの灯る貴方の側に

私の面影が浮かぶでしょう

好きなだけ笑えよ、なあ

なあ

  • Lyricist

    OKAMEYA

  • Composer

    OKAMEYA

PATCHWORK Front Cover

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2021年より動画共有サイトに投稿してきた楽曲に書き下ろし楽曲を含めた、全17曲を収録した自主制作アルバム。ボーカルには初音ミク、巡音ルカ、flowerが用いられており、セルフボーカル楽曲「贖罪の羊」のボーカロイドカバーや、既発表曲「85」、「HALLO BALLO」のアルバムバージョンなどを収録。

Artist Profile

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