歌詞

霞の中を歩いてみた まるで知らない場所に着いた

この感覚も輪郭も全部自分 無実の事実で

エラーを嫌うこの世界で

道化ることに慣れた笑顔

その一つ一つで腐る 仕様上の性質

生かされることで生きている

無意味とも言えるこの喜劇

ただ正常な正解を提供して バグのないプログラムを

誰でもない僕は不要で

僕ではない誰でも良くて

鏡の中写るのは自分似の誰かで

平然と

着飾る僕は嘘まみれでしょう

吐息にさえも混ざらない本性

傷口は見せられないから隠してしまうよ

ドクドクと流れる影の結晶

いつの日かそこにあるだけのホロウ

誰の目にも映らないでバイバイ

名前すら消して

そんなホンネもライアーズ・バグ

作り笑いが平常のフェイス

本音の様に吐き散らすフェイク

どれも僕で 偽りない

真実なんて無くたってライフ

此処に縋って存在したい

呼吸を止められない

気付かれないバグを抱えて

見つからない場所に隠して

誰かが描いた未来へ足並み揃えて

此儘

何度も何度も 重ねた輪郭

そのせいで境界線はわからなくなっていく

本当の自分も嘘つきの僕も

全部一緒だって解放してしまえたら

幻影を

平然と

着飾る僕は嘘まみれでしょう

吐息にさえも混ざらない本性

傷口は見せられないから隠してしまうよ

ドクドクと流れる影の結晶

いつの日かそこにあるだけのホロウ

誰の目にも映らないでバイバイ

名前すら消して

そんなホンネもライアーズ・バグ