ジェイボーイのジャケット写真

歌詞

敗戦国家

MASLA-O

この島国から見る星や月

プライドすら持てずに堕ちた国

二十世紀半ば 人になった頭

泣き崩れる身体 それも数多

「武器を持て」って言ってんじゃないよ

ゴミ漁り、誇りを見つけだせや なぁ

おれが死ぬまで、このまんま?

広島にいたんだ、おれのおばあちゃん

Xの投稿 きなくさいし

なんか、自分!自分!でくだらないから

この声つかって、しゃんと演説

間違ってませんよね、なぁ先生?

聞け国民 聞け外人 聞け政界のアホども

正座して聞きな

良くしたいのは財布の中身か国か?

戦後何もしなかった罰さ

この国が嫌いなら出ていきな

犯罪起こすんなら出ていきな

やる気がないなら出馬自体すんな

いつまで経っても敗戦国家

精神的なもんだと思うよおれ

一種の病気だ病気 今治せ

周りの顔見てみ アレだアレ

「負け顔」で一生を消費してる

でも、変わらないよな 叫んでも

どれだけ一個人が稼いでも

無勢が強くて、多勢は弱小

未だ引きずる、敗戦国の末路

笑ってる場合じゃないよ、Homie

今の政治家で一体誰が本気?

汚いカネに味しめた、かつてのBOYは

多分、マジの味音痴

聞け国民 聞け外人 聞け政界のアホども

正座して聞きな

良くしたいのは財布の中身か国か

戦後何もしなかった罰さ

この国が嫌いなら出ていきな

犯罪起こすんなら出ていきな

やる気がないなら出馬自体すんな

いつまで経っても敗戦国家

  • 作詞者

    MASLA-O

  • 作曲者

    one dollar beats

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アーティスト情報

  • MASLA-O

    大阪府豊中市出身。 HIPHOPシーンには似合わない、「普通のちょっと上」の家庭に生まれる。 2019年、実家のクローゼットで音楽活動を開始。 同時期に発病した精神疾患による、うつ状態と抗うつ剤の投与で生活が一変。ベッドから起き上がることもできない日々の中、ただ死を見つめ続け、「普通」でなくなってしまった自分を卑下しつつも、その自分を特別視してしまう矛盾。 2021年に京都に移り住み、本格的なライブ活動、そしてSingleを発表。 その3年後に発表した1st EP『ジェイボーイ』では日本という国に対する疑心と彼の日本主義的思想がよく見てとれる。 2025年、上京する直前に発表した1st Album『NEW TOWN』では、それまでの22年間の人生を「川のこちら側と向こう側」、「生と死」、そして「正常と非常」といった二項対立で描いた。 よくあるHIPHOPのフレックスとは違い、負の方向に重きを置き、人生を模索する彼のルールはリリックに表れている。 自身の生活と一体化した叙情的で陰鬱なリリックと、弱さをそのまま曝け出すスタイル、荒削りなライムで、人の生と死という大きなトピックを書き残し続けている。

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