Lyric

きのう髪を切った

鏡にレンズを向けた

誰に見せたいのか

考えようとして　やめて

そりゃあ　私のことすきだと言ったあの子には

見せようか

でも　私のことすきだと言わないひと

絶対言わないひと

”かわいい”って言うひと　ああ

見て　みて　みてほしい

鏡の前見つめるのは

君にあったときのためのとっておきの顔

見て　みて　偶然降った

空から降った星を見て

願いごとをする君の顔を見て　みて

誰をおもうの

星を見て

君は髪を切った

私に写真をくれた

誰に見せたいのか

考えると泣けてきて

そりゃあ　君のことがすきだと言ったあの日から

ひとりだけ

まだ同じ場所から動けずいることも

絶対言えないけど

いつかわかってよ　ああ

見て　みて　みてほしい、だなんて

勝手な私のこと

すきにならないでね、しあわせでいてね

ただただどこかで笑って

悩まずに生きてねと

願いごとをする

私を見つけても

誰をおもうの？

”格好つけたい、綺麗ごと言いたい私”と

”素直になりたい、後悔したくない私”の

太陽と北風の絵本みたいにさ

正義と悪が決まってればよかったのに　ああ

見て　みて　みてほしい

鏡の前見つめるけど

ほんとうに会えたら

なにもかも忘れて

見て　みて　偶然降った

空の星を指差して

願いごとをして目を見つめるくらいしか

できなくなるの

星を見て

誰をおもうの

星を見て