歌詞

散々欲しがった小さなピアノ　押入れの中で音は鳴らずに

もう何遍見送った夜には君はいなかった

透明なラメ入りの瞳が乾いたら

忘れられてしまうよ　このままじゃもう

床に散らばったラムネの星が淡い夢を見せる

行くあてもなく何も待たずに出かけたままそれっきり帰らない

手紙も寄越さずに

嫌われてしまうよ　このままじゃもう

二人を忘れて現れた扉　錆びたドアノブを探す左手に

そっと触れれば溢れ出しそうな切ない夢を見よう

ツインドール

すぐに見破った冷たい嘘が強引に終わらせる無邪気な世界で

いつになっても二人は変わらずに

ブリキの箱の中　手を繋いでまだ

凍え死にそうな木枯らしの中を確実に歩くこの胸の中で

ずっと遊んでる声が響いている

小さい二つの火を消そう

二人を忘れて現れた扉　錆びたドアノブを探す左手に

そっと触れれば溢れ出しそうな切ない夢を見よう

ツインドール