歌詞

誰にも言えないまま

夜がまた降りて

声にならない想いが

胸を締めつける

「もういいよ」って呟きたい

誰にも届けられない

消えたい気持ちの底で

君はまだ生きてる

誰もいない部屋の中

光はまだ残ってた？

名前を呼ばれた気がして

泣きたくなった

どうかその声を消さないで

世界は君を責めてなんかいない

涙の跡を辿るように

朝がそっと君を迎えに来るよ

泣いてもいいよ　そのままでいいよ

その感情は閉じ込めないで

君の涙のそばで　僕も泣いてる

同じ夜を生きていたから

何かを信じることが

怖くなってしまって

明日が来るたびに

自分を責めていたんだ

「生きる意味なんてない」

笑ったけれど

君の笑顔で救われた人が

ここにいる

無理に笑わなくていいよ

無理に強くなくていい

壊れたままの心でも

ちゃんと愛される

どうかその目を閉じないで

光はまだ見えなくても

孤独の底で震えてても

僕は君を探しに行くから

泣いていもいよ　何度でもいいよ

その痛みを責めないで

君が壊れそうな夜は　僕がそっと

隣で花を見せてあげるよ

誰にも見せない傷跡に

闇の中で寄り添う温もりを

「痛み」も「涙」も「君」だから

そのままでいいんだよ

どうかその手を離さないで

夜が君を包みこんでも

明日という花が君の中で

小さく、でも確かに　咲いているから

泣いてもいいよ　君の涙が

消えるまで僕はここにいるよ

言葉はいらないよ　ただこのまま

夜が明けるまで

君が壊れそうな夜は　僕がそっと

隣で花を見せてあげるよ

隣で花を見せてあげるよ