Stylus Front Cover

Lyric

Still

Kine Lune

分からないんだ……

僕の名前が まだ残っているのか

君が吸い込む 空気の中に

それとも 消えてしまったのか

君の手の届かない

霧の中に 紛れて

言葉の廃墟を 歩いている

通りに落ちる 柔らかな影

君の足音は ゆっくりと遠ざかり

決して 帰ってくることはない

決して 帰ってくることはない……

もし 君の心が立ち止まり

世界が 冷たく白く変わるなら

耳を澄ませて……

静寂の 底で

僕はまだ ここにいる

ここにいるんだ……

理由は 問わない

時間を 追いかけもしない

ただ 君の隣に座っていたいんだ

雨上がりの 庭園で

野花が 咲き誇るのを眺めながら

薄れゆく光の中で

名前さえ 忘れてしまっても

静寂を 壊したいわけじゃない

過去を 呼び覚ましたいわけでもない

僕は その下にある「土」なんだ

決して 長くは続かない

残響(エコー)を 待っているだけの

もし このすべてが

スローモーションで舞う 雪だというなら

僕を 地面のままにいさせて

この静けさを 抱きしめさせて

静けさを 抱きしめさせて……

かつて 僕が存在したのか

たぶん 今もそうなのだろう

たとえ君が 二度と呼んでくれなくても

僕は まだ……

ここにいる。

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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