微熱のジャケット写真

体温が少し高い君だから

側にいると少しばかり汗ばむけど

どうせ僕らひっついて寝るのです

微熱を纏ったまま

こんな夜はふたりでいようか

探り合ってる君との心地いい距離

発熱までは届かなくても

側にいて眠れるまで

君の体温落ち着くから

目が覚めれば背中合わせ

それでも僕らひっついて寝るのです

感情線巡り巡っても

辿り着かない君と僕の終着点

月の目盗んでは口広がる

僕のじゃない歯磨き粉の味悪くない

寂しさを埋めるように

ずっとぼくら夜と夜紡いでいた

平熱の夜にふと寂しくならないよう

熱は冷めないうちに愛しておくのです

燃え上がる恋ならば

燃殻さえ残さぬ程に抱き寄せるのに

惚れることなく惚けた頭で

微熱を纏う君を腕の中体温は上がる

発熱届かず僕らは気づかず

本当に厄介なのは

下がりきらないこの微熱だと

  • 作詞

    前海 修弥

  • 作曲

    前海 修弥

微熱のジャケット写真

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    微熱

    いつかのネモフィラ

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