不安定な天候
窓から眺め あの頃を思い出す
初めての天候
13歳で体験した俺の物語
転校前に初のサプライズ
沢山の手紙とメッセージTシャツ
向こうに行っても忘れないでね
いつでもいいから帰ってきてねって
泣き虫だった俺は
また泣いてしまった
さよならの日は
握手交わした
その時にした約束
忘れないから
楽しかった
あの頃までは
楽しかった
あの頃までは
転校して早々
気付けばいじられキャラに路線変更
徐々にエスカレート
標的の的になってたの気付いてたよ
作り笑いは俺の日常
帰りたかった俺の地元
辛い事 楽しい事
分からなくなった
あの時の感情
楽しかった
あの頃までは
楽しかった
あの頃までは
目にカイロの粉入れられた
教科書は濡れて開かなくなった
名札を奪われ黒く塗られた
ボタンは行く度に盗られてた
弁当の中身はほぼ食われてた
上履きは常に植木鉢の中
シャー芯は常に全部折られた
掃除ロッカーに閉じ込められてた
楽しかった
あの頃までは
楽しかった
あの頃までは
文化祭終わりの次の日
いきなり先輩が教室に入り
何があったと人が集まり
その時悟った 俺は終わり
顔面とお腹を強く蹴られた
ロッカーに後頭部が直撃か?
初めて意識朦朧になった
でも誰も助けてくれなかった
楽しかった
あの頃までは
楽しかった
あの頃までは
13歳の俺へ
初めて包丁を自分のお腹に刺した
その時の痛み忘れてないよ
あの時の辛さが生きる材料
あの時自殺しなくて良かった
今はマイク握りステージに立った
あの時の俺 よく頑張った
だって今人生で一番
- 作詞
ramtan
- 作曲
Matt Allen
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13歳の俺へ
ramtan
アーティスト情報
ramtan
『ramtan』1999年生まれ神戸出身。 23歳の時に音楽活動を始め、過去の暗い過去に焦点を合わしたオリジナル&ポエトリーを兼ね備えたアーティストである。 ADD障害と鬱病を乗り越えた自身の楽曲『ADD』は自分の体験を通して、同じ悩みを抱えてる人を支えたいという想いがSNS上でバズり、現在も人気急上昇中。 いじめの内容をそのままリリックに込めた『13歳の俺へ』は、過去の自分を通して今悩んで苦しんでいる誰かに届きますようにと祈って筆を取り過去を綴っている。 感謝を伝え切れなくして亡くなってしまったおじいちゃんに対しての想いを込めた楽曲『遺言』は、ドリル調でありながらもオリジナルを映し出し、自身がアーティストを始めた理由がリリックに込められてる曲となっている。 アーティストになる前と今の心境の想いを込めている楽曲『一年前』は、一年前と今の自分を比べてどう変化したのか。そういった「一年前じゃ考えれなかった」想いを込めている。 現在では、関西のライブのみならず関東、全国各地でライブに出演し、今後も注目のアーティストとなっている。
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