何も変わりはしない 変わるはずもない
入れ物は傷ひとつもない
何も感じない 感じられない
違う人間のようなんだ
当たり前を当たり前に
続くことに疑いもせず
触れない 見えない 確かにあったものが
空っぽになってしまうよ
もう会えないと知った夜にさえ
会えなかった言葉が溢れている
今になって初めて気づく伝えたい想いを
少しまた少しずつ忘れていく
鼓動ひとつ分だけ
冷たい朝を迎えても そこには誰も居ない
いつも座る椅子も いつも着る服も
いつも通りの場所にいる
やけに広い部屋で やけに虚しい
自分の声がこだまする
瞼閉じて 思い出せば
そこで確かに微笑んでる
悪い夢だ信じようとするたび
空っぽのままだ
出会いと別れを日々繰り返し
涙しない程に強くなった
それでも会いたいと思ってしまうのは弱さかな
もう会えないと知った夜にさえ
会えなかった言葉が溢れている
一人じゃないと教えてくれた 思い出すよ
少しまた少しずつ忘れていく
鼓動ひとつ分だけ
言えなかった「さよなら」と「ありがとう」をいまのせて
- 作詞
ZUMA
- 作曲
ZUMA
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フリージア
ZUMA