無名の軌道のジャケット写真

歌詞

無名の軌道

ラムダ

知ってるか?

正義は人を 残酷にできる

正しいと信じた その瞬間から

許せない やつが 増えるんだ

「本当に これでいいのか?」

誰も聞かない 聞いても逃げる

間違いじゃ なくても

口を開けば 偉大に消される

静けさの下に

まだ燃えてる 地図の落書き

確かめたいだけなのに

疑うことが 罪になる

それでも 動いてる

焼けた ページの陰で

たった ひとつの答えが

夜を 貫いた

正義を振りかざす その後ろで

本当が泣いている

それを知って しまったから

もう戻れない

なぜ 知らないふりをするんだ

見ないふりで 救われるのか?

「少年、学べ」と 言った先生は

一番 疑った人だった

過去が 燃やされて

過去がもうその煙に 負けない

恐れるな ただ ただ 選べ

答えを 選ぶんじゃない

選んだことを 生きるんだ

それでも 動いてる

決して口に できなくても

本当が そこにあるのなら

この胸が裂けても 伝えたい

信じただけで 消えた人へ

この歌を 捧げるよ

「間違ってるのは、君じゃない」

この夜を 越えて

命の数字に ならない

知恵を伝えた 彼らの声が

まだ耳に 残ってる

「信じた 言葉が輝きを持つ」

それでも 動いてる

この ぐにゃぐにゃの世界で

何かを 信じた瞬間に

ひとりじゃ なくなったんだ

正しいとは 何か

それを 探し続けること

それが わたしの証明だ

それでも 動いてる

  • 作詞者

    Junya

  • 作曲者

    Junya

  • プロデューサー

    Junya

  • ボーカル

    ラムダ

無名の軌道のジャケット写真

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    無名の軌道

    ラムダ

『無名の軌道』は、アニメ『チ。-地球の運動について-』からインスピレーションを受けて生まれた、哲学的エモロックナンバーです。
「正しさという名の暴力」「変化への恐怖」「疑問が革命を生む」というテーマを軸に、静かな語りと感情を爆発させるサビが対照的に響きます。

周りに笑われても、否定されても、それでも自分の信じた軌道を進みたい——。そんな現代のリスナーに寄り添い、胸の奥に残っていた“問い”にそっと火を灯す一曲です。

アーティスト情報

Lambda Records

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