かじかんだ夜の底に 絶えてはないような
古い肌を通じて 泣きはらされてゆくもの
冷たい地層のわけをきき 泪とともに行くなら
眠る梢は息を吹き あこがれては昇りゆくまで
ほかに何も要らないほどに 樹々は静かにみちてゆく
果てしないこの今だけが 樹々を通じてみちてゆく
仄めいた朝に向けて 醒めてもないような
繰りかえす日々に 深い運命から兆すもの
遠くまだ見ぬ種を思い描いてゆく この時を
煙る光の面影になぞらえては 昇りゆくまで
ほかに何も要らないほどに 樹々は静かにみちてゆく
果てしないこの今だけが 樹々を通じてみちてゆく
移ろう影の向こう さもないことのように
めぐる樹液は渦を巻き さらわれては昇りゆく 彼方へ…
この世界の性(さが)を生きる 樹々の奥の礎を
あてのないこの今だけが 静かにただみちてゆく
ただみちてゆくまま…
- 作詞
九嶋 流平
- 作曲
九嶋 流平
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- ⚫︎
樹液
九嶋 流平
- 2
月影
九嶋 流平
- 3
葬列
九嶋 流平
- 4
坩堝
九嶋 流平
- 5
祭祀
九嶋 流平
- 6
羊膜
九嶋 流平
- 7
流民
九嶋 流平
- 8
砂礫
九嶋 流平
- 9
水甕
九嶋 流平
- 10
黄金
九嶋 流平