ネアニオンのジャケット写真

歌詞

ネアニオン

INanimO

川は流れる

嵐が吹く

輝く星が

果てで消えた

か弱い葦が

ふらふら揺れる

終わりが近い

ちっぽけな僕ら

知りたくはなかった

いずれ終わる

もう知ってる

箱庭の中

散っていく

惨めな自分に

溺れてんだ

枯れた生涯

熱の無駄だ

いっそここで

終止符を

喉に張り付く

乾いた笑い

泣いて咎める

君の顔

もう手遅れさ

ねぇ ネアニオンユニオン

暇つぶしなんだ

気張らずもっと

心躍ればきっと

答えはここじゃない

教科書じゃつまんない

青黒くなった先に

旅に出ようか

舞う

笑う

花が

赤い

痛い

逝きたいと

吐いた

奇怪な

毎度の

愛を

この命に価値はありますか?

ここで終わりがあなたのためでしょうか?

何も成さずに散る命ならば

生きてさえいればなんて嘘だ

嘘だ嘘なんだ

知ってるんだよ

ちっぽけな生涯

終わりを迎え

無音の残響

最期に残るは

きっと

ねぇ ネアニオンユニオン

意義なんてないんだ

食べて寝たら

吸って吐いたら

月は満ちて欠ける

欠けた未来はきっと

青黒く濁っていて

なぁ ネアニオンユニオン

暇つぶしなんだ

気張らずもっと

心躍ればきっと

答えは音に溶けて

青光るなにかがきっと

この音の鳴るほうに

旅にでようか

あの街へ

歌うんだ

壊れる前に

残響は続く

青黒い

傷を抱えて

ここで

ひとり

ひとり

僕らネアニオンだから

  • 作詞者

    INanimO

  • 作曲者

    INanimO

  • プロデューサー

    草雨

  • ボーカル

    草雨

  • ソングライター

    草雨

  • プログラミング

    草雨

ネアニオンのジャケット写真

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    ネアニオン

    INanimO

2025年始動のソロプロジェクトINanimO、、」による2ndシングル『ネアニオン』。
ヒトはイオンのように、不足や過剰を補い合って共同体を築いてきた。しかし”ネアニオン”は、そのつながりすら否定され、苦しむことすら許されない存在。
同志ネアニオンへ、それでも、暇つぶしのように気楽にいこうかと、壊れかけた幻想と静かな抵抗のサウンドで投げかける希望のうた。
ーー旅に出ようか。

アーティスト情報

  • INanimO

    創作家・草雨によるマルチアートプロジェクト『INanimO、、」』 プロジェクト名は「inanimate(無生物)」に由来し、無機質な世界で孤独や虚無を抱えながら消えていった感情の残響を描くことをテーマとする。 攻撃性と中毒性を帯びたサウンドで、日常に潜む違和感や矛盾を掬い上げ、壊れたと自評する自身を昇華するため響き続ける。 楽曲制作、映像制作、デザイン、ウェブサイトの制作運用など、全てのクリエイティブを草雨ひとりが手がけ、独自の世界観を構築している。 2025年始動。

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