

ポツポツと窓を叩く雨がやむまで あとどれくらい残されているだろう
この小さな部屋で あなたと二人きりでいられる特別な時間
理由(わけ)なんて何ひとつなくても 言葉にして願わなくたって
激しい雨音が いまの私の味方をしてくれているの
もしもこの世界に私だけだったら 寂しさに押しつぶされて
今すぐにでも泣きそうになってしまうのにね
皮肉なほどに心地いい雨の中で あなたの温もりに甘えている
お願いだから 雨がやんでも、雨がやんでも 私だけのあなたでいて
雨がやんだら あの分厚い雲のすき間から光が差し込んだら
あなたはきっと いつもの場所へ帰ってしまうのですね
どんなに子供みたいに甘えてみせても わざと困らせるようにすねてみせても
無情に広がる青空が 私の心を激しくかき乱してゆく
私だけだったら いつもならホッとする大好きな青空なのに
今日だけは 世界で一番いじわるな色に見えるよ
ガラス窓を伝う雫が カウントダウンのタイマーみたいで
あなたの視線が外を向くたび 胸の奥がギュッと締め付けられる
喉の奥に閉じ込めた「帰らないで」の言葉は 咳に紛れさせて
嘘つきなベールをかぶって また物分かりのいいフリをするの
私ひとりきりだったら せつなさをどこまでも募らせて
からっぽの心で 立ち上がれなくなってしまうのに
どうかあしたの朝が来ても 雨がやんでも、雨がやんでも
私だけを見つめていて その瞳を逸らさないで
雨がやんだら ふたりの魔法が綺麗に解けてしまうなら
いっそこの街ごと 激しいスコールで押し流してしまいたい
傷つくのが怖がりな私のままで あなたの背中を見送るハイウェイ
どんな優しい思い出に変わるとしても 今の痛みを騙せやしないから
おぼろ月に照らされる帰り道 もう二度と逢えなくなるみたいに
ねえ、私だけは忘れないで 心のオアシスにその名前を刻みつけて
パチリと音がして 雨音が遠のいてゆく25時
雲が割れて 水色の空が顔を覗かせる
「じゃあね」って微笑むあなたの横顔
私だけは、忘れないよ。
さようなら、私の優しい雨。
- Lyricist
Kine Lune
- Composer
Kine Lune
- Producer
Kine Lune
- Vocals
Kine Lune

Listen to A miracle after the rain, when your gaze softens. by Kine Lune
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A miracle after the rain, when your gaze softens.
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Artist Profile
Kine Lune
Artist producer who writes lyrics and composes music. Pop and catchy melodies. Expressed through wordplay, his songs have gained overwhelming support from his generation, with songs that you can't help but hum after just one listen.
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