若紫のジャケット写真

歌詞

終雪

Kine Lune

机の上に 残された

白い便箋 「さよなら」の文字

涙の雫が ぽつりと落ちて

水性のインクが 滲んでいく

向き合うことから 逃げてばかりの

僕の弱さを 見抜いていたんだね

見上げる空は 灰色に染まり

ため息だけが 白く消えていく

春はまだ 来ないのです

あなたなしでは 来ないのです

どれだけ季節が 巡ろうとも

僕の時間は 止まったまま

凍える胸に 降り積もる雪

遮るもののない 冷たい空から

堪えきれずに 舞い落ちる雪

あなたは今頃 どんな景色の下で

誰を見つめて いるのだろう

失って初めて 気付くなんて

幸せの形を 見落としていた

手のひらの上で 儚く融(と)ける

淡い雪のように あなたの笑顔がぼやけてく

春はまだ 来ないのです

あなたなしでは 来ないのです

なくしたものは 心のすべて

愛していたと 叫んだって

冷たい風に かき消されていく

もしもあの日に 戻れるのなら

この手を二度と 離さないのに

破り捨てられない 置き手紙が

痛いくらいに 綺麗で

春はまだ 来ないのです

あなたなしでは 来ないのです

心のすべてを 奪ったまま

どこへ行ってしまったの

終わらない冬の 真ん中で

白く、白く、世界が染まる

あなたを愛していました

最後の文字が 滲んで消える

  • 作詞者

    Kine Lune

  • 作曲者

    Kine Lune

  • プロデューサー

    Kine Lune

  • ボーカル

    Kine Lune

若紫のジャケット写真

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