higurasigakoewonakusitesimaukisetuni Front Cover

Lyric

higurasigakoewonakusitesimaukisetuni

RIJU

誰かが指揮をとるみたいに

教室を巻き込むあの空気

私は何も言えずにただ、俯いた

ぐっと悔しさ飲み込んでも

しょっぱい味で吐き出しそう

机に落ちた水たまりは腕で隠す

夏雲が長い休みを連れてくれば

最低な日々を忘れられるかな

一心に

泣いて泣いて生きて

鳴いて息をして

7日しか寿命がなかろうと

ギリギリだって気づいて欲しくて

泣いて泣いて生きて

鳴いて息づいたって

秋季には声失くしてしまう

蝉の後追ってしまいたくなるんだ

耳塞ごうとも繰り返す

たった二文字その言葉は

いとも容易く胸を裂いた、深く深く

すぐに多数決取りたがる

大人は我慢を正義と言う

私は大人の犠牲になるくだらないや

新しい季節を蜩が告げれば

最低な日々又、始まっちゃうじゃないか

一心に

泣いて泣いて生きて

鳴いて息をして

7日の期限が迫ろうとも

集団の中で見つけて欲しくて

泣いて泣いて生きて

鳴いて息づいたって

秋季を怖がる私は

夏に紛れて鳴く蝉みたいだ

蜩が声を失くしてしまう季節に

どうしたって明日に絶望してしまうんだ

多く票の入ったほうが正解の群れから

逃げ出すことが我儘じゃないなら

一心に

泣いて泣いて生きて

鳴いて息をして

やけに青い空見てたらふと

気づいて欲しいと手を伸ばしてたんだ

泣いて泣いて生きて

鳴いて気がついた

我慢の日々は正義でもなく

逃げ出すことで明日を生きられるんだ

蜩鳴きだすと思い出す

たった二文字その言葉は

片時も忘れたことはない

それでも生きていく

  • Lyricist

    RIJU

  • Composer

    RIJU

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    higurasigakoewonakusitesimaukisetuni

    RIJU

2020/8/31 release
「蜩が声を失くしてしまう季節に」
Music and Lyric by:RIJU

Artist Profile

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