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ギター1本でベートーヴェン、ブラームス、マーラー!?
クラシック名曲のエッセンスを凝縮してギターで演奏
「交響曲や室内楽のようなジャンルの名曲をギターで弾くということは、言ってみれば豪華な油絵を仕上げる前の段階のデッサン、素描のようなもの、あるいはありのままのカラー写真でなくモノクロームの写真の世界のようなものと考えられます。
不思議な魅力を湛えたギターという楽器は、昔からシューベルトやパガニーニ、ボッケリーニ、マーラーなど多くの作曲家の手元に置かれ、愛されてきました。ベートーベンはギターを“小さなオーケストラ”と表現しています。
きっと天才的作曲家たちは、手軽なギターを使って大曲のデッサンを組み立てていたのではないかと想像すると、夢が膨らみます。このような想いを胸に、歴代の名曲を6本弦のギターに托し、そのエッセンスを凝縮した形でアレンジ、演奏を試みてみたのがこのアルバムです。どうぞ、素描のままの世界を、ギターの音色でお楽しみいただければと思います。」(津田昭治)
現代ギター社より準拠楽譜発売中。
幼少より、管楽器やギターなどいろいろな楽器に親しむ。ギターを鈴木 巌、ウクレレを灰田有紀彦、ハーブ・オータに師事。早稲田大学卒業後、ヤマハ音楽振興会に所属し、永年にわたり演奏、教授活動を続ける。「バッハ/リュート組曲全曲演奏会」、「ヴィラ=ロボス/12のエチュード全曲演奏会」など日本初のプログラムでのリサイタルのほか、東南アジア、北欧、ヨーロッパ、ハワイなど、海外での演奏活動も多い。 現在、後進の育成を進める活動と共に、ギタートリオTOYSのメンバー、ドイツ・ライスバッハでのヘルマン・ハウザー財団委員などを務める。
Woodnote Studio