歌詞

十勝小唄

石黒会キッズ

ランランラントセ　カネガフル　トカチノヘイヤニ　カネガフル

狩勝峠で東を見れば　雲か海かや只ぼうぼう

十勝平野は果てしも知れず　あれさ日本一豆の国

ランランラントセ　カネガフル　トカチノヘイヤニ　カネガフル

十勝川辺に湯華が咲いた　雲雀なく野に鈴蘭も咲いた

駒がなきます柏の陰に　これさ日本一馬の国

ランランラントセ　カネガフル　トカチノヘイヤニ　カネガフル

広い畑に煙突が見ゆる　あれはビートの製糖会社

亜麻やベニヤの工場もござる　熊の古巣は何処へやら

ランランラントセ　カネガフル　トカチノヘイヤニ　カネガフル

夫婦ヌプリに懐かれた然別湖へ　一寸ゆかんせ命がのびる

湖畔にゃ湯が湧く岩魚も取れる　可愛い緬羊の群も行く

ランランラントセ　カネガフル　トカチノヘイヤニ　カネガフル

作詞
林　豊洲
作曲
小松教祐

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昭和２年「十勝毎日新聞社」の初代社長、林豊洲が十勝平野の産業や自然の美しさを詞に表し、歌に託して後世に伝えたいと小松教祐に作曲を依頼。「ランランラントセ、カネガフル」と、アイヌ神話の「シロカニペランラン、コンカニペランラン」とアイヌ先住民の風土や文化を踏まえ敬ったと伝えています。
この十勝民謡の源流となっている「十勝小唄」を石黒会キッズ（４歳〜高校生）の子どもたちが歌い継いでいます。

石黒会キッズ / 石黒みゆき（三味線・太鼓・お囃子）
日野花奈子・岸本千瑚・山本樹・五日市詩葉・大竹口胡桃・坂口茉夢・杉森湖音・山本昴・岸本小瑚・葛葉かれん・山田来幸・大林新・杉内こはる・杉内恭一・山本暁大