Lyric

幾千万の荘厳な

生きるための言葉の中に

一回きりの爽快な

夏あざみと草の匂い

肉の身体を持って生きている

動的な心の平衡は

四六時中の欲求と

午前3時の最高音と

定額使い放題で

ダウンロードされ放題の

背徳心を食い散らかしてる

念のために息をして

負けないように浪費して

念のために生きていて

死なないように消費して

泥水を掻き混ぜて

全部飲み込んで　飲み干して

グラスの底には、硝子の欠片が

車輪の下にいられるか

身体をあずけられたって

受け入れる事もできないのに

溺れる事もできないのに

幾千万の荘厳な

生きるための言葉の中に

一回きりの爽快と

それを思い出すための残り時間と

先着、思いついた順で

大体持ってかれちゃって

待機時間は喉が乾くんだ

念のために息をして

負けないように浪費して

念のために生きていて

死なないように消費した

泥水を掻き混ぜて

全部飲み込んで　飲み干して

グラスの底には、硝子の欠片が