とりなしの祈り / やわらかのジャケット写真

歌詞

やわらか

Anti-Trench

サイボーグの友だちが

いつもハスにかまえるのは

体の左がわだけ

機械でできているから

かいじゅうの友だちが

いつもくすくす笑うのは

自分の吹いた炎で

口があたたかいから

これで満月じゃないなら

明日はどうなっちゃうの

かさぶたを

剥がすのなら

早すぎるくらいがちょうどいい

鬼の友だちが

いつも帽子をかぶるのは

雑誌で見たスタイルに

あこがれているから

透明な友だちが

いつも遅れてくるのは

誰にもばれないように

スキップしているから

ジュースは飲んでも減らない

おなかの中に入るだけ

嘘べたと

嘘じょうずは

しゃべるとそれぞれおもしろい

これで満月じゃないなら

明日はどうなっちゃうの

かさぶたを

剥がすのなら

早すぎるくらいがちょうどいい

  • 作詞

    向坂くじら

  • 作曲

    クマガイユウヤ

とりなしの祈り / やわらかのジャケット写真

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アーティスト情報

  • Anti-Trench

    Anti-Trench 詩人・向坂くじらとGt.クマガイユウヤによる朗読ユニット。2020年1stAlbum「ponto」「ŝipo」リリース。 向坂くじら 詩人。第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。朝日新聞、共同通信社配信の各地方紙、他雑誌などに寄稿。教育の分野でも活動し、各所で詩の出張授業を実施するほか、2022年埼⽟県桶川市にて「国語教室ことぱ舎」を自ら創設する。 クマガイユウヤ ギタリスト、コンポーザー。 セッションミュージシャンとして幅広くジャンルレスに活動するだけでなく、ソロプロジェクト・THE NAAVなど、各所で精力的に活動中。BMSG所属アーティスト・Novel Coreのバンドメンバー。

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