歌詞

忙(せわ)しい日々がそっと

背中押してくれる

後ろ向きだった僕のことを

余裕があるとすぐ

考え込んでしまう

追いかけても仕方ないのに

あと何年一緒にいられるのか考えて

不安になったそばから

君は音を立てずに消えてった

僕の何かが壊れてく

運命 なんてなくて 偽りだらけの

愛情紡いできた

見え透いた嘘まみれだ

ほんとの君はどこにいるの

何も手につかなくて落ち込んでばかり

君を貶(おとし)めては 我に返るとまた 疑心暗鬼

冷静じゃない

僕は動揺してる

別れ際触れ合った

君の小さな手は

ほんの少し汗ばんでいた

些細なことでまた

僕だけ揺れ動き

置き去りになっては追いかけて

一緒によく入ったファミレスのメニュー表で

また君を思い返す

他愛ない会話を反芻(はんすう)する

これはこんな味だったか

運命 があるならば 僕らの出会いは

そうして呼ぶのだろうか

何度目覚めても手には

シーツの冷たさだけ残る

無責任な愛でも今なら構わない

平凡な日常は 今となってはただ 雲の上だ

生まれ変わり

君を選びたい

運命 を信じてる 訳ではないから

また出会うこともないし

惹かれ合うこともないし

贅沢はもう言わないんだ

この選択が間違いだったとしても

僕は振り返らない

今は前だけ見て 歩いてみる

生まれ変わり

君を選び 愛したい