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歌詞

さかな

ヨシムラタカシ

ベランダから釣り糸を垂れて 掛かるさかなは空の色

焼いて食べたら雨の味 雲の底に棲むさかな

君の口に釣り糸を垂れて 掛かるさかなは嘘の色

焼いて食べたら恋の味 瞳の奥泳ぐさかな

いつまでも覚めない夢を 見ていられるような気がしてた

夜に咲く花が落ちるのを 風の中で待っている

僕の口に釣り糸を垂れて 掛かるさかなも嘘の色

焼いて食べたら罪の味 心の底に棲むさかな

夜の街角に耳を澄まし 君の足音を探してた

遠くから聞こえてくるのは 誰かの笑い声

蛹が蝶に 蕾が花に 今日が思い出に変わるその前に

いつまでも涸れない涙 水槽に水を溜めなくちゃ

瞬きで零れた魚が 乾いてしまわぬように

いつまでも覚めない夢を 見ていられるような気がしてた

夜に咲く花は落ちるのを 風の中で待っている

ベランダから釣り糸を垂れて 掛かるさかなは空の色

焼いて食べたら雨の味 雲の底に棲むさかな

  • 作詞者

    ヨシムラタカシ

  • 作曲者

    ヨシムラタカシ

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日本語の詞を一生懸命に歌うシンガーソングライター、ヨシムラタカシ7年ぶりのオリジナル・フルアルバムです。
ライブでお馴染みの音源未収録曲、活動休止前に制作途中だった未発表曲、活動再開後の新曲から”いま”歌いたい12編の作品が選ばれました。
アコースティックの他、ホーンセクションを迎えてのバンドサウンドもあり、ロック、フォーク、ポップス、レゲエなどの影響を受けた楽曲が彩ります。自己の内面を深く見つめ感情の動きを情景として描き出す言葉と歌声が、聴く人の心を揺らす、伝えるのではなく伝わる音楽です。

アーティスト情報

  • ヨシムラタカシ

    宮城生まれ岩手育ち、沖縄で大人になった福岡在住のシンガーソングライター。日本語の詞を一生懸命に歌っている。 2012年頃から「ヨシムラタカシ」名義で弾き語り・バンド活動を開始。『友川カズキ LIVE IN OKINAWA』等のイベント主催やツアーミュージシャンのサポート、CDリリースなど活発な活動を続けていたが2017年12月のライブを最後に突如音信不通に。約4年半の失踪期間を経て2022年4月唐突に活動再開。福岡・沖縄を拠点に全国各地で歌っている。 好きなミュージシャンは友川カズキ、ジャニス・ジョプリン、ジョナサン・リッチマン、ダニエル・ジョンストン、向達郎、どぶろっく。 よく酒を飲みよく飲まれる。 もうやめないし いなくならない。

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