

まどろむ風が走って 空を運ぶ 花は揺れた
手のひらはもう冷えたままで
青い空に溶けたあなたの言葉は 溢れた
ありふれた昨日は戻らないから
思い出すのはもうやめにしよう あふれても
つないだ事のない手のひらは
光るかけらに変わっていた 音もなく
忘れた頃の心が空を仰ぐ
白い煙 雲に変わった
届くことを願う 最後の言葉は滲んだ
大きな雲は涙を溢す とめどなく
ありあまる明日に続くようにと 別れの言葉は言わないでおこう 前向いて
ありふれた昨日は戻らない
溶けた空には白い煙昇っていく
淡い花が風に揺れた きっとそのまま
- 作詞者
Kanami Sakai
- 作曲者
Yoshitake Teraguchi
- レコーディングエンジニア
Dai Sasaki
- ミキシングエンジニア
Dai Sasaki
- マスタリングエンジニア
Dai Sasaki
- グラフィックデザイン
figbash
- ギター
Yoshitake Teraguchi, Dai Sasaki
- ベースギター
Kanami Sakai
- ドラム
Yoshihiro Obara
- ボーカル
Kanami Sakai

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2019年新潟市にて結成、若さがある中でも新潟で突出したライブパフォーマンスと楽曲クオリティが話題の注目バンド「sigh(サイ)」
2023年8月に「TEN-TWENTY RECORDS」より1st mini album「out focus」をリリースし、1年弱というスパンでは5曲入りの2nd mini album「cornea(コーニア)」をリリース!
前作リリース後は県内外ジャンル問わず、ハイペースでライブ活動を行いながらレコーディングも同時進行で行う勢いに乗ったバンドトランスフォームド状態。
女性Vo/Ba さかいの浮遊するクールな歌唱、それに対して熱を帯びつつフレージングに拘ったツインギターの特性はそのままに、冗長さが無いコンパクトな楽曲展開は短い中でもストーリーを感じさせる内容に仕上がっている。
特にM-2「やるせない」の印象的な重厚リフや、M-3「マジックアワー」のツインギターの絡みなど、軽やかにスッと聞き手に入り込んで不思議とクセになる独特な魅力がある。
今作はエンジニアも務めるGt 大がレコーディング・ミックス、更にマスタリングも行い、前作よりバンドの本質を上手く表現。
ジャケットアートワークは『figbash』名義で新潟にて活動する、木嶋氏が担当。
(文・Ten-Twenty Records)
アーティスト情報
sigh
2021年2月から新潟を中心に活動中の4ピースバンド。 Vo.さかいかなみの透明感の中に時折見せるエモーショナルな歌声、オルタナ・ポストロック・90'sエモの影響が色濃く出たギターアンサンブルが絡み合う独自のサウンドを追求している。
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Ten-Twenty Records