Lyric

偏った人生観、その濁りを

生きてきた証明だって思えたら

きっとこのすれ違いも受け流せたのに

今日も、今日も

裏返した感情、剥き出しの縫い目を

気まぐれと不器用だって思えたら

そっと耳打ちで気づかせてあげられたの？

今日も、今日も

いつか、生きてさえいればって

思えない日が来て

遠い国に憧れを抱く

私はただ、不安を摘むだけ

像のないものを確かめるのに

写真も絵もこの目も要らないでしょ

って気づいたこと

その文章に線を引いて

何かしなきゃって焦るほど壊れる

目に見えるてきとうばっか批判して

きっと存在もしない善いにとらわれてる

今日も、今日も

偏った人生観、この濁りを

せき止めた後悔だって思えたら

きっと投げやりも妥協も捨てずにいたのに

今日も、今日も

いつか、走るのに疲れて空に手を広げて

寝そべった私に生きる価値などないのかい？

像のないものの尺度は人それぞれ

違ったっていいんでしょって気づいたこと

その文章に線を引いて

いつか、曖昧な世界が

許せない日が来たら

目を閉じてこの詩を口ずさんでみてほしい

私の苦しみの秤も

幸せの定義も

哲学も

なんのために生きるのかも

目に見えないものだから