coffee Front Cover

Lyric

coffee

Ma Fukatsu

いつもと変わらない時間に家に着いて

何となく今日は耽りたい気分であった

珈琲を点てたのでベランダへと出て

あの人のことを考えてたら冷めた

昼は昼であほほどの花粉が舞い

日が暮れたら暮れたで

春といえども外はまだ寒い

昼も夜も都合が悪い

髪は右分けかそれとも左か

吹き止まぬ風で手の施しようもない

冷めた珈琲で輪をかけて寒い

淹れ直すほど惨めなことはしない

考えることはバイトをやめるいい理由と

あの人のことばかり

何を数えても眠くならないのは

珈琲の所為だけじゃないかな

帰りに通るだろうと思われる道で

偶然かのように装い白を切るもよし

要するに会いたい

見ていたい

話したい

単純で且つわがままなものであった

考えることはバイトをやめるいい理由と

あの人のことばかり

何を数えても眠くならないのは

珈琲の所為だけじゃないかな

きっとそうに違いない

結論としては明日もその先も

一方的な「好き」をあなたにぶつけまくるでしょう

実に迷惑な話と承知で

一方的な「好き」をあなたにぶつけまくるでしょう

また珈琲が

冷めた

  • Lyricist

    Ma Fukatsu

  • Composer

    Ma Fukatsu

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    Ma Fukatsu

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