

湯気の向こうで微笑む
合図ひとつで街が熱くなる
別府の湯気に紛れて歩く
ねえ、見てその目がすでにのぼせてる
湯布院の夜 金鱗湖きらり
君の心も 水面みたいに揺れる
かぼすみたいに きゅんと絞って
甘い言葉も 酸っぱくするの
とり天 からあげ 頬張りながら
「本気?」って 笑うだけ
大分の魔性 一度で虜
大分の魔性 注意しても無理
湯気より熱い噂をまとって
大分の魔性 一度で虜
地獄めぐりでちょっとからかう
青い鬼より 強い視線で
やまなみハイウェイ 抜ける風
君の理由を 全部ほどいてく
だんご汁みたいにとろりとさせて
逃げ道なんて無くしてあげる
「なめんなよ」って 唇でささやく
その瞬間もうおしまい
大分の魔性 一度で虜
大分の魔性 注意しても無理
湯気より熱い 噂をまとって
大分の魔性 一度で虜
うみたまごのクラゲみたいに
ふわり ふわり 手を伸ばすの
高崎山の猿も見てる
「また誰か恋してる」って
大分の魔性 一度で虜
大分の魔性 注意しても無理
湯気より熱い噂をまとって
大分の魔性 一度で虜
朝の別府に眠る街
のぼせたままの君だけ置いてく
- 作詞者
JSW.Y
- 作曲者
JSW.Y
- プロデューサー
JSW.Y
- ボーカル
JSW.Y

JSW.Y の“湯気より熱い噂をまとって”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
湯気より熱い噂をまとって
JSW.Y
本作は、大分の街や風景をモチーフに、人を惹きつけてやまない不思議な魅力と、その余韻を描いたポップソングです。温泉地に立ちのぼる湯気や、湖畔のきらめき、食文化の親しみやすさといった土地ならではの情景が、軽やかで印象的な言葉で描かれています。誰かを強く意識させる存在感や、気づけば心を奪われてしまう瞬間を、ユーモアと余裕を感じさせる表現で包み込み、聴く人の想像力を刺激します。直接的ではないからこそ残る余熱や噂のような感情が、楽曲全体に心地よい緊張感を与えています。地域性を感じさせながらも普遍的なときめきを描き、多くの人が共感できる一曲に仕上がっています。
アーティスト情報
JSW.Y
JSW.Yは、革新的な技術を駆使し、人々の心に静かに寄り添う「人生を振り返る音の詩」を創り出すアーティストです。
JSW.Yの他のリリース



