歌詞

あらぬことをお伺いたてしますが

ここは何処？ 外は何時？

暗い部屋で手探り歯痒い

心持ちは 蓋して

つかぬことをお伝えしますと

外は雨 朝だそうで

鳥の声が聞こえない訳は

雨降りみたい

きっと

消えてしまえば

全てがなくなる

そんな夢を描いてる

身勝手な私は

生きることに執着することがダサいと

思った

できるならばこのまま

目を閉じたい。

とめどなく流れる五月雨が

私の涙ならいいのに

悲しみを全部出し切れば

晴れ間が差しやがて夏となれ

この気持ちがいづれは止むのなら

誰かじゃなくて

あなたがそうしてよ

これでいいって決めたの

それだけではだめですか

——間奏——

全部捨ててしまえば

何かが変わると

逃避なのはわかってる

身勝手な話だ

窓の外の雨粒で

不安を流せると思った

降り頻る雨の中

目を閉じれば

——間奏——

いざして君を見つめたら

たじろぎ しどろもどろ

目を逸らし

また先延ばしするかな？

君にいつ伝えようかな？

きっとまた泣かせるのかな？

何もまた言えないまま

沈むかな？

あの空高く浮かぶ雲さえも

片目で見れば触れれるのに

モヤモヤもみんな手で掬い

雨上がりに はねろ 水溜り

この気持ちはいつか止むのかな？

これからこの先ずっと思うのかな？

それでも終わりなの

ここから先別々と

頭の中お伺いたてしましても

何一つ答えなくて

重いまぶた 起き抜け 肌寒い。

羽織物を 着まして

つかぬことをお伝えしますと

今もまだ 朝だそうで

鳥の声が聞こえない訳は

雨降りみたい。