Lyric

ただここに

君がいる

それだけで満たされていたのに

卯月の桜は涙に濡れる

私が送った気まぐれのDM

きっかけで始まる２人の関係

電話越しでしか会えないような

毎日も

私にとってはかけがえなかった

受話器越しに弾いてくれたギターの

音色が愛おしくて

眠りに落ちるまで2人電話を

繋いだままでいた

君の声はか細くて

いつしか消えそうで

伝わる吐息が少し湿って

涙の匂いがした

初めて向き合う君の瞳は

悲しみ押し潰されたみたいで

私はとっさに唇を奪い

何度も激しく抱き合った

月日が経つ程に私は君に

惹かれていきました

忘れないあの日2人で見上げた

満点の星空

怒った顔も可愛くて私は

少し笑っていた

そんなある日君は遠い目をして

過去を語りました

まだここに

ある証

笑顔　泣き顔　無防備な寝顔

私はまだ君を愛してる

ただここに

君がいる

それだけで満たされていたのに

卯月の桜は涙に濡れる