転ばぬよう歩く術を知らないで
踏みしめた跡を
程なくアスファルトに両の手をついて
なぞるのが好きだった
かがやくまちを綺麗だと思うには
手と手をつないで
いささかばかり疲れてしまったね
歩くのが好きだった
今更ばかりを数える日々なんて
つまらない、と言える程
強くないんだよ
私たちもう子供じゃないから
きっと思い出せなくなるよ
なけなしの熱を
大人の自由をこなすだけの力
些細な事だって
断る理由を上手く作れたかな
笑うのが好きだった
立ち込める雲も降りしきる雪も
傘をさす程のそれじゃない
あの日をいくつも並べられるのに
パズルのピースのように揃わない
いつでも、いつまでも、くるしくて
まだ今でも
埋もれてどこかへと行かないよう
言えるかな 見てるかな ついてくるから
まだ言えるなら 見てるから ついてゆくから
感じてる 感じてよ 溶かしてる
ぬくもりと雪を
- 作詞
こるむ
- 作曲
こるむ
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追雪 (feat. 滲音かこい & 初音ミク)
こるむ